香港の歌姫が選んだ、もう一羽の青い鳥。
葉麗儀、英語名Frances Yipの「Bluebird」。1975年の英語アルバム「And the Sun Will Shine」に収められたこの歌は、資料の作者欄ではLeon Russell作品とされる。題名だけでPaul McCartneyの同名曲に結びつけず、書き手から確かめたい。
- 発売年
- 1975年
- 国・活動圏
- 香港
- 参照盤の発売国
- 香港
- ジャンルの手がかり
- 英語ポップス / カバー
- 参照したレコード
- And the Sun Will Shine — EMI / SREG-9625
- 制作・録音年
- 未確認
テレビ主題歌の、前のレパートリー
Qobuzの評伝は、Yipが香港のテレビ主題歌で広く知られる一方、英語や中国語のポップスを録音してきたことを説明する。「And the Sun Will Shine」は、EMI時代の英語アルバムの一つ。後年の大きな代表曲からだけ歌手を見ると、その前にあった選曲の幅が見えにくくなる。本曲は、その別の仕事へ耳を向ける入口になる。 [1]
編曲者と、作者たちの顔ぶれ
原盤曲目を掲載する香港音楽の資料サイトは、編曲と伴奏指揮をVic Cristobalとする。「Bluebird」の周囲にはBee Gees、Neil Sedaka、Marvin Hamlischらに結びつく歌が並び、当時の英語ポップスの多様な書き手を一枚へ迎えた構成が見える。国籍の異なる歌を、一人の歌手と一つの編曲の仕事がどうまとめたかを考えると、曲順まで聴きたくなる。 [2]
声を、言語の棚から解放する
一回目は歌の旋律を追い、二回目には英語の言葉の区切り方と伴奏の関係を聴いてみよう。広東語の代表曲を知っている人は、同じ声のどこが違って聞こえるかを探しても楽しい。アルバム題名曲へ進めば、同じ制作陣でも曲の作者が変わることで、歌の見え方が変わる。香港という場所を知るだけでなく、この歌手が何を選んで歌ったかという具体的な地図が描ける。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Qobuz — Frances Yip biography ↗
英語録音の活動と1975年アルバム。
- 陶醉的六七十年代情懷 — Frances Yip EMI ↗
原盤曲目、Leon Russell作者、Vic Cristobal編曲指揮。
- Vinyl HK — And the Sun Will Shine ↗
実物盤の収録を照合。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。