雨のヒット曲を、ジャズの職人たちが迎える。
Patty Weaverの「Laughter in the Rain」は、Neil SedakaとPhil Codyの作品を取り上げた録音。1976年のアルバム「Feelings」では、歌手の声を、Mundell Loweを中心とするジャズの演奏家たちが支える。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / ソフト・ポップ
- 参照したレコード
- Feelings — RE/SE Records / RE/SE 1001
- 制作・録音年
- 未確認
俳優の名前から、歌手のアルバムへ
Weaverはテレビ作品で知られる一方、七十年代には複数のヴォーカル盤を発表している。「Feelings」はその初期の一枚。女優の余技という先入観から離れ、誰が演奏し、誰が編曲したかを調べると、盤の重心が見えてくる。本作はRE/SE1001として1976年に発売され、翌年のBillboardにもアルバム評が掲載された。 [1] [2]
Mundell Loweが率いる制作陣
現物のクレジットを整理した資料は、Mundell Loweをギター、制作、編曲、指揮として記す。ピアノはPete Jolly、ベースはJim Hughart、ドラムはNick Ceroli。Billboardの同時代評も、Jolly、Lowe、Terry Harringtonら参加者の充実へ目を向けている。「Laughter in the Rain」というポップのヒットを、こうした奏者がいるアルバムに置き直すこと自体が、カバーの面白さになる。 [2] [3]
声を追った次は、伴奏の居場所へ
一度目はよく知られた旋律に沿って歌を追い、二度目はその下のピアノやリズムが、声のためにどこを空けるかへ注意を向けたい。大勢の腕利きが集まっても、全員が目立つ必要はない。歌い手を支える仕事を聴くことで、親しみやすい曲に戻るたび発見が増える。Chris Montezの「Nothing to Hide」へ続ければ、ジャズの感覚を持つ制作陣とポップ歌手の別の関係にも出会える。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Dutch Vinyl — Feelings原盤情報 ↗
1976年盤とLaughterInTheRain収録。
- Billboard — 1977年7月9日 ↗
発売当時のFeelings評、PeteJolly/MundellLowe等の参加者。
- Musicbase — Feelingsクレジット ↗
RE/SE1001、演奏・制作情報、Sedaka/Cody作者。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。