世界へ出ていく歌の、出発点は一枚のブラジル盤。
Brazilian Singersという大きな名前に、タイトルは「Por esse mundo afora」。その歌の作者をたどると、ブラジルのソウルを語るうえで欠かせないHyldonに行き当たる。1972年のアルバムから届いた一曲だ。
- 発売年
- 1972年
- 国・活動圏
- ブラジル
- 参照盤の発売国
- ブラジル
- ジャンルの手がかり
- サンバ / ソウル / コーラス
- 参照したレコード
- Brazilian Singers — London
- 制作・録音年
- 未確認
歌っている人の、さらに向こう側へ
IMMuBのアルバム目録は「Por Esse Mundo Afora」の作者をHyldonとMiguelと記録する。歌唱名義だけからは見えない作家のつながりが、ここで一つ増える。Miguelについては同姓同名の人物との照合が済んでいないため、姓を推測して補ってはいない。 [1]
Hyldonの仕事は、自分のヒット曲だけではない
Pedro Alexandre Sanchesの記事は、HyldonがTrio Ternura、Brazilian Singers、Os Populares、Gerson King Comboなどへ曲を提供した歩みを紹介し、この曲を1972年のサンバ・ファンクと位置付ける。一人のスターの作品集としてではなく、作家が複数の歌い手へ渡した曲の網としてブラジル音楽を見ると、盤と盤の間がぐっと近づく。 [2]
コーラスの一員になったつもりで
一曲の中で、覚えやすい部分がどこに置かれているかを探そう。主旋律を追うだけでなく、戻ってくる言葉を待つ聴き方もできる。Copa 7のバンド・サンバへ進むなら、今度は歌の集まりと楽器の集まりの違いを。ブラジルのダンス音楽には、一つの編成では括れない楽しさがある。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
ほかの収録先
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- IMMuB — Brazilian Singers ↗
収録曲とHyldon / Miguelの作者表記。
- Pedro Alexandre Sanches — Hyldonの作家活動 ↗
1972年の同曲と他者への楽曲提供。
- Brazilian Singersの1972年盤 ↗
アルバム発売年と曲目。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。