東へ向かうと、同じ街のテンポが変わる。
「Montreal East」は、Nick Ayoubが街の名前を曲へ刻んだ一曲。アルバムの終盤には「Montreal West」があり、その次に東側の曲が来る。地図の対になる言葉を、五人の演奏がどんな違いへ変えるのかが聴きどころになる。
- 発売年
- 1964年
- 国・活動圏
- カナダ
- 参照盤の発売国
- カナダ
- ジャンルの手がかり
- モントリオール・ジャズ / クインテット
- 参照したレコード
- The Montreal Scene — RCA Victor / PC 1042
- 制作・録音年
- 未確認
1963年とする再発紹介、1965年とする番号目録もある。専門資料Museum of Canadian Musicの1964年を採用。録音日時・会場は未確定。
五人の名前が作る街の音
カナダの音楽資料を集めるMuseum of Canadian Musicは「The Montreal Scene」を1964年の作品として収録する。Nick AyoubにArt Roberts、Al Penfold、Michel Donato、Cisco Normandが加わる五人。ピアノ、トランペット、ベース、ドラムとAyoubの管楽器が並ぶ。後年の再発盤とは別に、RCA PC1042という原盤の番号からたどれる録音だ。 [1] [2]
ライナーノーツが教える東と西
原盤解説を執筆したLen Dobbinは、「Montreal East」を直前の「Montreal West」より速い曲として説明し、32小節の構造や調性にも触れる。これは当時の解説者が示した聴くための道標。街の東西を固定した風景だと決めるより、同じ作曲家が対になる曲にどんな運動の差を与えたかを考えるほうが面白い。 [2]
地図を閉じても、曲は歩き続ける
最初は旋律を追い、次にはリズム隊が方向を変える瞬間を探してみよう。ソロを順に数えるだけでも、五人が同じ場所にいることが耳に残る。Group Six Playersへ進めば、小編成のジャズが別の土地で組み立てられる例へ。モントリオールを知らなくても、曲から街を想像する入口は開いている。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Museum of Canadian Music — The Montreal Scene ↗
1964年、原盤番号、編成。
- Vox Music — The Montreal Scene ↗
原盤Len Dobbin解説の転載と曲順。
- Both Sides Now — RCA Canadian Series ↗
RCA番号目録。年表には1965年記載もあり資料差として保持。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。