マンハッタンという名前の、フランスの七インチ。
地名を見ただけで、音楽の生まれた場所は決められない。Manhattan Trioを率いるのはフランスのピアニストBurt Blakey。「We Don’t Need Them」は、ピアノ・トリオとコーラスが同じ名義を分け合った小さなレコードだ。
- 発売年
- 1970年
- 国・活動圏
- フランス
- 参照盤の発売国
- フランス
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / フレンチ・グルーヴ
- 参照したレコード
- We Don't Need Them / Liberty My Love — The Manhattan Trio and the Sylvet's / Egg / 641 005
- 制作・録音年
- 未確認
1970年はフランス盤の発売年。盤名義の綴りSylvet’sを参照。
二組の名前が、盤の表側に並ぶ
1970年のフランス盤、Egg 641 005。A面は「We Don’t Need Them」、裏面は「Liberty My Love」。盤名義はThe Manhattan Trio and the Sylvet’sとなっている。トリオに歌がただ乗るのではなく、演奏する側と歌う側の名前が並んで残る。伴奏という一語で片づける前に、この二組の関係へ耳を向けたくなる。 [1] [2]
隣のシングルから、活動の輪郭へ
同じEggの641 006には「Manhattan Score / Mid Summer Night」がある。デシネは両作を紹介し、こちらにはラララのコーラスが入ることを聴きどころとして挙げている。数の多いアルバムを順に追う方法だけが音楽の探し方ではない。二枚のシングルを表裏まで眺めるだけでも、同じ演奏家が持ち曲の性格をどう変えるかという地図ができる。 [1] [2]
歌と鍵盤、どちらが合図を出すか
最初はコーラスの短いまとまりを目印にし、もう一度はピアノから入ってみたい。声が旋律を引き受ける瞬間、楽器は同じ形を重ねるのか、別の動きをするのか。近くに置かれたSingers Unlimitedの録音と比べれば、人数や編曲の規模を超えて、声を楽器のように扱う楽しみが見えてくる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 45cat — Egg France ↗
1970年、641005と641006、両面曲名。
- dessinee — Manhattan Trioのシングル二作品 ↗
Burt Blakeyのピアノトリオ、コーラスと二作品の紹介。
- Discogs — We Don’t Need Them ↗
Egg641005と正式盤名義。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。