愛を知らない、という歌を二人で。
一人で歌われることも多いスタンダードが、二人の歌い手の持ち歌になる。The Morgan-Jamesの「You Don’t Know What Love Is」は1968年の「Two for the Road」に収録。題名の孤独と、デュオという編成の間に、聴いてみたくなる小さなずれがある。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / ジャズ・ポップ
- 参照したレコード
- Two for the Road — The Morgan-James / Philips / SBL 7852
- 制作・録音年
- 未確認
1968年はアルバムの発売年。当時の盤名義The Morgan-JamesとThe Morgan-James Duoは同一グループとして整理。
一九六八年の紙面にも残る二人
英国盤はPhilips SBL 7852。同時代の「Melody Maker」1968年11月2日号にも、このアルバムの短評が掲載されている。後年のレコード店の評価だけでなく、発売当時にもジャズを意識したデュオの作品として受け止められていたことがわかる。題名の似た現代の歌手Morgan Jamesとは、別のグループだ。 [1] [2]
スタンダードを並べる、その選び方
この曲はB面5曲目。「Fly Me to the Moon」「So Nice」などと同居する。デシネの紹介では、打楽器、ホーン、転調を聴かせる曲として評価されている。これは同店の批評として受け取りたい。よく知ったジャズ曲の名前と、ポップスとして一枚にまとめる選曲の感覚。その間にこのデュオの居場所が見つかる。 [1] [3]
二人の線を、ほどいてみる
まず声を一つのかたまりとして、次は別々の線として追ってみる。二人が一緒に息を置くところと、片方だけを追いかけたくなるところは同じだろうか。同じMIXシリーズの「If It Comes to That」へ進めば、曲が変わっても残る歌い方を探せる。Cliff Richardの「Fly Me to the Moon」も添えると、同じスタンダードの棚が一人から二人へ広がる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
ほかの収録先
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- dessinee shop — Two for the Road ↗
英国1968年盤、B5収録、同店による演奏の批評。
- Melody Maker — 1968年11月2日号 ↗
当時のPhilips盤アルバム評。
- Discogs — Two for the Road ↗
アルバム曲順、B5の同曲を照合。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。