ブルドーザーに乗ったフーガ。
難しそうな「フーガ」に、土木機械のブルドーザーがついてくる。「Fuga in bulldozer」は、Swingle Singersの名前をクラシックの名曲カバーだけで覚えていた耳に、映画音楽という横道を教えてくれる。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- フランスを拠点とするグループ
- 参照盤の発売国
- イタリア
- ジャンルの手がかり
- 映画音楽 / ヴォーカル・ジャズ
- 参照したレコード
- Operazione San Pietro / C.A.M. / SAG 9003
- 制作・録音年
- 1967年(権利管理資料)
参照LP SAG 9003の発売年1968年を採用。映画・原録音と配信原盤の表示は1967年。物理盤の発売年と分けて記録する。
パリの声が、イタリアの映画へ
Lucio Fulci監督の1967年の映画「Operazione San Pietro」の音楽。作曲家名が配信ではLamar Swingle Wardと並び替えられているが、グループを率いたWard Swingleの仕事にあたる。C.A.M.提供の配信と権利管理団体ITSRIGHTの録音一覧には1967年の記載がある。一方、LP SAG 9003には1968年という盤目録もあり、映画・録音の年と盤の発売年は切り分けたい。 [1] [2] [3] [4]
別の「Going Baroque」にご用心
日本では2002年に「Going Baroque」という大きな題名で再発された。しかし、同じグループにはもともと1964年の同名アルバムがある。この映画音楽をその再発だと思うと別の作品へ迷い込む。Discophageはその違いを指摘し、サウンドトラック全体ではBachの小フーガBWV578がさまざまに姿を変えて現れると解説している。映画の場面ごとに、音楽にも別の役が与えられる。 [3]
短い曲だから、入口を何度も変えられる
まず声が入ってくる順番を追い、次は後から入った声だけを耳で探してみたい。題名の冗談を知って聴くと、対位法という言葉も少し身近になる。Singers Unlimitedの「You Are My Sunshine」と続ければ、知っている歌を組み直す楽しみから、映画のために声を動かす楽しみへ歩いていける。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Apple Music — Operazione San Pietro ↗
C.A.M.提供、1967年の表示、Ward Swingleの作曲家名義。
- ITSRIGHT — RAS 2019録音一覧 ↗
Fuga in Bulldozer、Swingle Ward Lamar、1967年の録音記載。
- Discophage — 映画音楽盤と再発の比較 ↗
映画・録音1967年、CAM SAG9003、2002年再発と1964年同名盤の違い。
- SoundtrackCollector — Operazione San Pietro ↗
検索インデックスには1968年イタリア盤SAG9003。参照時本体サイトはメンテナンス中。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。