声だけで、任務を遂行せよ。
映画の大作シリーズより前に、テレビから届いたLalo Schifrinのテーマ。「Mission: Impossible」をMarlene VerPlanckが歌うと、秘密工作の道具は歌声になる。台詞を必要としない題材を、言葉に頼らない声で楽しむという、気の利いた組み合わせだ。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- スキャット / テレビ音楽 / ヴォーカル・ジャズ
- 参照したレコード
- The Odd Couple / Mission: Impossible — Mounted Records / M-111
- 制作・録音年
- 未確認
1968年はシングル発売年。アルバムの1969年表記、1970年の雑誌評と区別。
テレビのテーマを、小さなシングルへ
1968年のMounted Records盤M-111は、「The Odd Couple」と「Mission: Impossible」のカップリング。二つの映像作品の主題が、一枚の7インチで向き合う。本曲はアルバム「This Happy Feeling」にも収録され、1970年5月のHiFi/Stereo Review誌は同盤の編曲・指揮をBilly VerPlanckと記している。声の人と伴奏を設計する人、夫婦の制作が見える。 [1] [2]
歌詞を足さず、旋律に声を与える
後年のCD「A Breath of Fresh Air」の紹介は、本曲を言葉のないヴォーカル版と説明する。歌詞を読んで物語を知るのではなく、元のテーマの輪郭を声の音色で覚え直す入口だ。音楽誌に載ったLPの発売状況と、それより早いシングルの年は区別し、このページは1968年を採用する。録音の魅力を、後年の映画の記憶だけに預けずにいたい。 [1] [3]
数える前に、合図を待つ
メロディーの次の音を予想しながら、声が伴奏へ加わる瞬間と引く瞬間を待ってみよう。おなじみのテーマほど、歌に変わった箇所が耳に残る。別の映像音楽「Theme From Black Belt Jones」と続ければ、場面を思い出す音楽から、MIXの中で体を動かす音楽へ役割が移る。画面を見ずに映像音楽を聴くことが、これほど贅沢な遊びになる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs — The Odd Couple / Mission: Impossible ↗
1968年米国Mounted M-111。
- HiFi/Stereo Review — 1970年5月号 ↗
同時代のアルバム評。Billy VerPlanckの編曲・指揮と収録曲。
- A Breath of Fresh Air — CD紹介 ↗
言葉のないMission Impossibleの歌唱版という説明。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。