トランプの一枚から、舞台の外へ。
Bobby Rydellの「The Joker」は、Steve Miller Bandの同名曲とは別の歌。Leslie BricusseとAnthony Newleyのミュージカルから出発した曲だ。1965年のCapitol盤では、舞台の登場人物の歌が、若いポップ歌手の一枚へと変わる。
- 発売年
- 1965年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ポップ / ミュージカル歌曲
- 参照したレコード
- The Joker / Side Show — Capitol / 5436 / 7インチ
- 制作・録音年
- 未確認
1965年はRydellのシングル発売年。2014年のCapitol録音集は後年の編集盤。
1965年5月、二曲入りの舞台
45catのアメリカ盤目録はCapitol5436を1965年5月として記録し、「The Joker」と「Side Show」を組み合わせる。本曲の作家はLeslie BricusseとAnthony Newley、制作はTom Morgan。後年のCapitol録音集で知る場合も、この小さなシングルを出発点にすると、Rydellがどんな曲を新しいレパートリーに迎えたかが見えやすい。 [1] [2]
道化役が見る、社会のゲーム
原作「The Roar of the Greasepaint — The Smell of the Crowd」は、SirとCockyという対照的な人物を通じてイギリスの階級構造を扱うミュージカル。権利元の曲目では「The Joker」はCockyの歌である。「Feeling Good」「Who Can I Turn To?」も同じ作品に含まれるので、ジャズやポップスで別々に親しんだ歌が、実は一つの舞台にいたと気付ける。 [3]
役を演じる声か、自分の声か
曲を物語の一場面として聴く一回と、歌手自身の告白のように聴く一回を試してみよう。短いフレーズがどちらにも聞こえるところに、舞台曲がポップスになる面白さがある。同じ棚の「Feeling Good」へ続けると、同じ二人の作家が書いた別の感情へ進める。派手なヒット曲名を手がかりにせず、作者欄から曲をつなぐ小さなMIXも楽しみたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 45cat — Bobby Rydell / The Joker ↗
米Capitol5436、1965年5月、SideShowとの組み合わせ。
- Irishcharts — The Joker ↗
1965年、Bricusse/Newley、制作TomMorgan。
- Concord Theatricals — The Roar of the Greasepaint ↗
権利元の物語、TheJokerを歌う役、関連曲目。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。