あの名曲には、もう一人の1965年がある。
「Feeling Good」と聞いてNina Simoneを思い浮かべたら、その記憶を入口にしてJean DuShonへ。別の歌手が同じ時代に残した一枚を聴くと、いま定番になっている歌の輪郭が、少し自由になる。
- 発売年
- 1965年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ソウル・ジャズ / ヴォーカル / ミュージカル
- 参照したレコード
- Feeling Good / Take a Chance — Cadet / 5518
- 制作・録音年
- 未確認
早い発売を確認できる1965年のシングルを採用。アルバムは1966年とする資料があり、盤ごとの日付を分けている。
舞台から、何人もの歌手のもとへ
Anthony NewleyとLeslie Bricusseがミュージカル「The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd」のために書いた曲。Nina Simoneのオリジナル曲ではなく、舞台を離れて多くの歌手に渡ったレパートリーだ。Jean DuShonの「Feeling Good / Take a Chance」は1965年のCadetシングル5518として確認できる。 [1] [2]
ジャズとブルースの間にいた歌手
Ralph McKnightがAll About Jazzに寄せた人物記事によると、DuShonはChessで「Make Way for Jean DuShon」、Ramsey Lewis Trioとの「You Better Believe Me」を経て、アルバム「Feeling Good」へ進んだ。記事は同作を1966年とし、編曲家Oliver Nelson、プロデューサーEsmond Edwardsとの仕事を紹介している。シングルの1965年と、アルバムを語る1966年は分けて読みたい。 [3]
知っている歌から、知らない歌手へ
ほかの歌手の決めぜりふを待つより、DuShonが一つの言葉をどこまで保ち、どこで次へ渡すかを追ってみよう。この曲が気に入ったら、彼女自身のアルバムへ戻るのもいい。この棚ではKay Dennisの同曲へ進める。同じ曲を渡り歩くことで、名前を知らなかった歌手の入口が増えていく。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Jean DuShon — Cadet 5518 ↗
1965年の米国シングル。
- Feeling Goodの作品史 ↗
作者、ミュージカル、1960年代の歌唱。
- Ralph McKnight — Jean DuShon人物記事 ↗
Chess時代の作品とFeeling Goodでの制作陣。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。