コメディの名手二人が、オサーニャを歌う。
Carol BurnettとMartha Rayeの「Let Go」は、Baden PowellとVinícius de Moraesの「Canto de Ossanha」につながる。二人の芸歴を知る耳には、歌の盤でも出会えることが嬉しい。笑いの舞台から来た二つの声を、ブラジルの曲が迎える。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・デュオ / ブラジリアン・カバー
- 参照したレコード
- Together Again for the First Time — Tetragrammaton
- 制作・録音年
- 未確認
1969年の同時代新譜記事で確認。2025年のデジタル日付を原盤年にはしない。
同時代の雑誌にも残ったシングル
Cash Boxの1969年7月26日号はTetragrammaton1535の「Let Go」を新譜として紹介する。作者欄にはPowell、De Moraes、Gimbel。Norman Gimbelが英語詞を手がけた版で、裏面は「Watch What Happens」。後年の配信日だけを見るより、当時どんな曲と並べられたかまで分かる資料だ。 [1]
二人が共有するスタジオ
アルバムのクレジットを掲載した配信ページには、Neely Plumbの制作、Artie Malvinの協力、HollywoodのTTG Studiosでの録音が記される。同じアルバムで「Flings」「A Big Beautiful Ball」も二人が歌い、ソロ曲も挟まれる。デュオとしての掛け合いと、一人ずつの歌。その配置を知ると、本曲も単発の珍しいカバー以上のものになる。 [2] [3]
二つの声が向く先へ
最初はどちらの声が旋律を運ぶか、次は二人が重なった時の言葉のまとまり方に注意してみよう。歌い手の人柄を音だけから決めつけず、フレーズの受け渡しを楽しみたい。Ornella Vanoniの「Samba della rosa」へ進めば、Vinícius作品が別の国の歌手たちに届く、違う形の共同作業にも会える。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Cash Box — 1969年7月26日 ↗
当時の新譜評、1535、作者とB面。
- Together Again for the First Time — クレジット ↗
原盤スタッフを転載した配信情報。2025年表示は再配信。
- Siesta Records — 原盤紹介 ↗
1969年米国盤とCanto de Ossanhaのカバー関係。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。