冒険の余韻を、俳優が歌う。
Alain Delonのレコードを、映画スターの余技という箱に急いで入れたくない。「Laetitia」は「冒険者たち」に結び付いた一曲。François de Roubaixの音楽に、スクリーンで見てきた人の声が加わると、人物の名前そのものが曲の入口になる。
- 発売年
- 1967年
- 国・活動圏
- フランス
- 参照盤の発売国
- フランス
- ジャンルの手がかり
- 映画音楽 / シャンソン
- 参照したレコード
- Les Aventuriers — Ducretet-Thomson / 460 V 751 / EP
- 制作・録音年
- 未確認
1967年は原盤目録に基づく発売年。1966年を制作年として記す資料もあるが、発売年と混同しない。
1967年のEPから
Encyclopédisqueの目録は、フランス盤「Les Aventuriers」を1967年、Ducretet-Thomsonの460 V 751として記録する。作曲はFrançois de Roubaix、詞はJean-Pierre Lang。映画「Les Aventuriers」はRobert Enrico監督、Delon、Lino Ventura、Joanna Shimkusが出演する1967年の作品だ。制作の1966年に触れる資料と、盤の発売年は分けておきたい。 [1] [2] [3]
題名は、一人の登場人物の名前
映画のLaetitiaはJoanna Shimkusが演じる彫刻家。失敗を経験した三人が、海に沈んだ財宝を求めて旅に出る物語で、彼女の名前を題名にした歌は、冒険の大きさより人と人の距離へ耳を向けさせる。Montreuxの音楽アーカイブもこの曲をDelonの歌の仕事として取り上げ、de Roubaixとの関係を紹介している。映画全体を説明し尽くさず、一人の名前だけで思い出を呼び戻す。それも映画の歌の力だ。 [2] [4]
最後の一曲として残る声
TAPE 002ではB面の最後。盤を選ぶDJは、踊らせるだけでなく、どんな余韻でその面を終えるかも決める。ここでは声の巧拙を採点するより、言葉を置く間や、名前を呼ぶときの距離感を追いたい。直前のJosé Bartelと続けると、同じフランスの映画に関わる歌でも、声の役割は一様ではないと気付けるはず。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Encyclopédisque — Alain Delon ↗
1967年フランス盤、Ducretet-Thomson460V751。
- Cineuropa — Les Aventuriers ↗
映画の物語、出演者、1967年4月公開。
- SoundtrackCollector — Les Aventuriers ↗
オリジナルEP品番と映画音楽の収録情報。
- Montreux Music — Alain Delon ↗
Laetitiaとde Roubaix、1966年の作曲・制作への言及。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。