噂話まで、アンサンブルになる。
曲名を訳せば、噂とおしゃべり。The Jumping Jacquesの「Gossip and Chatter」は、言葉を情報として読む前に、声が集まること自体を楽しみたくなる一曲だ。1969年の「Sugar & Spice」に収録される。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- フランス
- 参照盤の発売国
- イギリス盤で確認
- ジャンルの手がかり
- スキャット / ヴォーカル・ジャズ / ポップ
- 参照したレコード
- Sugar & Spice — Polydor / 184 212
- 制作・録音年
- 未確認
フランスの編曲家が集めた声
再発盤「Let Them Eat Cake」の紹介によれば、このヴォーカル・アンサンブルを発想したのはフランスの編曲家・バンドリーダーJacques Hendrix。1968年の同名アルバムに続くのが「Sugar & Spice」だった。再発では二枚が一組になり、短い活動から生まれたレパートリーを続けてたどれる。 [1]
名義のJacquesと、作曲者のJacques
「Gossip and Chatter」の作者にもJacques Hendrixの名がある。歌い手が集まるだけでなく、それぞれの声をどんな形に配置するかを考える人が作品の芯にいる。アルバムの曲順では「Mississippi Mischief」に続く二曲目。声の色や音節の変化を、二曲続けて追う聴き方もおもしろい。 [2]
会話を聞く耳で、コーラスを聴く
主役の声を一つに決めず、短い合図が受け渡される場所を探してみたい。会話なら相づちに当たる声も、歌の中ではリズムになる。同じグループの「Lucinda」へ進むと、アルバムを越えてその仕事をたどれる。大人数の声が好きなら、The Singers Unlimitedという別の扉もある。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 再発元の紹介 — Let Them Eat Cake ↗
Jacques Hendrixによる企画、1968年と1969年の二作品。
- Sugar & Spiceの詳細な曲目・名義研究 ↗
Gossip and Chatterの作者、曲順。参加者の推定は本文で断定していない。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。