再会したバンドは、サンバのところで笑う。
Kitty Winter Gipsy Novaの「Different Ways」。1990年代の「The Gipsy Album」に収められたこの曲には、1970年代から続くバンドの時間が折り重なっている。新しい録音を、ただ古いレコードの延長と呼ぶには惜しい背景がある。
- 発売年
- 1997年
- 国・活動圏
- ドイツ
- 参照盤の発売国
- ヨーロッパ盤
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / サンバ / フュージョン
- 参照したレコード
- The Gipsy Album — Boulevard
- 制作・録音年
- 未確認
1997年は参照アルバムの年。1999年とする評もあるが、参加者の公式目録の早い年を採用。MIXの編集と参照盤の演奏時間の違いは未照合。
有名な1970年代作から、二十年ほど先へ
ドイツの歌手Kitty WinterとGipsy Novaは、1970年代のIntercord作品でも知られる。UniversalのJazzEchoは、Rainer TrübyらのDJが1990年代に彼らの音楽を再発見した流れを紹介する。一方、この曲の参照先「The Gipsy Album」は、鍵盤奏者Kuno Schmidの公式ディスコグラフィーで1997年の作品として記録されている。 [1] [2]
昔の仲間と書いた、別の道
1999年のAll About Jazz評は、「Different Ways」をMartin Spiegelbergの曲とし、Gipsy Novaの初期メンバーによる録音と紹介する。同評によれば、フリューゲルホルンと穏やかなギターから始まり、サンバへ展開する。これは同誌の描写だが、静かな入口とその先の変化を待ちたくなる、うれしい手がかりだ。 [3]
一人の声が、いくつもの声になる
同じアルバムの評では、Winterが多重録音で自分のコーラスを作る手法にも触れている。声の主役だけでなく、背後で支える声にも耳を向けてみたい。The RitzやThe Singers Unlimitedへ進むなら、声を楽器のように重ねる面白さが別のグループにも続いている。 [3]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
ほかの収録先
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Kuno Schmid公式ディスコグラフィー ↗
The Gipsy Albumを1997年と記録。
- Universal JazzEcho — Kitty Winter再発紹介 ↗
ドイツでの活動、1970年代の録音、DJによる再発見。
- All About Jazz — The Gipsy Album評 ↗
1999年の評。Different Waysの作者、初期メンバー、曲の展開、多重録音の紹介。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。