ノルウェーのヒット集で、ブギーに責任転嫁。
Inger Lise Rypdalの「Blame It on the Boogie」は、Talentの「Treff 78-2」に収められたカバー。よく知られたディスコ曲を、ノルウェーの歌手の仕事から聴く。短い「Inger Lise」という表記の先に、活動の長い歌い手がいる。
- 発売年
- 1978年
- 国・活動圏
- ノルウェー
- 参照盤の発売国
- ノルウェー
- ジャンルの手がかり
- ディスコ / ポップス・カバー
- 参照したレコード
- Treff 78-2 — Talent / TLS 2029
- 制作・録音年
- 未確認
Rypdal版1979とする資料もあるがTalentのTreff78-2は1978。最も早く確認できる発売年を採用。
原曲の作者は、Jacksonsだけではない
カバー研究資料The Originalsは、作者をMick Jackson、Dave Jackson、Elmar Krohnとする。原曲のMick Jacksonと、同曲を広めたThe Jacksonsは同じグループではない。Inger Lise版を聴くときも、最も有名な演奏者をそのまま作曲者とせず、歌が別の演奏へ渡る道をたどりたい。ノルウェーの歌手へ届く前にも、すでに複数の録音がある作品なのだ。 [1]
七八年の曲を集めた、Talentの一枚
Talentが配信する「Treff 78-2」は1978年の作品として公開され、Rypdalの本曲を収録する。ノルウェーの歌の資料目録Visekatalogenも、歌手名と曲名の対応を確認できる。カバー研究資料には1979年の表記もあるが、ここでは先に確認できる1978年のアルバムを基点にする。一曲だけのシングル史とは別に、ヒット曲を集団で歌うシリーズという制作の場があった。 [2] [3]
歌を知る耳と、声を知る耳
まず覚えのある節を一緒に追い、次にはRypdalの声がどの音で言葉を強めるかを探してみよう。曲が馴染み深いほど、別の歌手の癖はかえってよく分かることがある。アルバムに並ぶほかのカバーへ進み、同時代の曲を選ぶ判断にも耳を向けたい。Nina Lizellの翻案盤へ続ければ、北欧のポップスを一つの音色にまとめず、曲と歌手の違いから聴く地図が描ける。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- The Originals — Blame It on the Boogie ↗
作者三名とMick Jackson/The Jacksonsの区別、Rypdal版。
- Talent — Treff 78-2 ↗
レーベルの配信曲目と1978年。
- Visekatalogen — Inger Lise Rypdal ↗
資料目録で歌手と本曲の対応を確認。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。