別れの歌を、ドラムのレコードへ。
ジミー竹内とエキサイターズの「別れのサンバ」は、1970年の「ドラム・ドラム・ドラム 恋狂い」に収録された演奏。歌を知っている人にも、打楽器を前に置いて聴く別の入口がある。ドラマーの名前で買う歌謡曲カバー盤だ。
- 発売年
- 1970年
- 国・活動圏
- 日本
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- 歌謡曲カバー / ドラム・インストゥルメンタル
- 参照したレコード
- ドラム・ドラム・ドラム 恋狂い — Toshiba / TP-7404
- 制作・録音年
- 未確認
Wakare no Sambaの日本語題名は別れのサンバ。原曲の発売年と本盤1970年を分ける。
十四曲が映す、当時の耳
原盤資料の曲目は「Come Together」「Early in the Morning」「Sealed with a Kiss」と日本の歌謡曲を同じ一枚へ並べる。「別れのサンバ」はA面第六曲。その後に「知らないで愛されて」が続き、B面には「ドリフのズンドコ節」「白い蝶のサンバ」などが収められる。洋楽と邦楽を分けるより、当時耳にした曲を演奏したいという選択が見えてくる。 [1] [2]
歌手の曲が、奏者のレパートリーになる
盤名の「ドラム・ドラム・ドラム」は、リーダーがどの楽器を主役にするかを端的に示す。歌のある曲を器楽の盤へ移すことは、歌手を抜くだけの作業ではない。聴き手が覚えている旋律を残しつつ、どこへ耳を向けさせるかを選び直す仕事だ。EILの盤紹介も、この作品を日本のDJ文化の中で再び聴かれてきた一枚として位置づけている。 [1]
サンバという題名から、ビートへ入る
まず主旋律を口ずさみながら聴き、次にはドラムの刻みだけを追ってみよう。メロディーを知っていると、伴奏の変化を細かく聞き取りやすくなる。「白い蝶のサンバ」と続けると、同じ言葉を題名に持つ曲でも、演奏の役割は同じでないことを探せる。歌謡曲を懐かしさの対象としてだけでなく、演奏家が手を動かして作り直す素材として楽しみたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- EIL — Drum Drum Drum: Love Madness ↗
1970年日本盤、14曲、グループ名、DJ文脈。
- おミミの恋人 — ドラム・ドラム・ドラム 恋狂い ↗
TP7404、正確な日本語曲名、全曲順。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。