映像のための小さな曲が、選曲の主役になる。
Dusko Goykovichの「Antilope」は、Roland KovacのRhythm & String Setと作った「Wunderhorn」に入る。放送や映像へ音を提供するライブラリーの盤から、DJが一曲を抜き出す。使うための音楽が、聴きたい音楽として前へ出てくる瞬間だ。
- 発売年
- 1977年
- 国・活動圏
- ユーゴスラヴィア / 西ドイツ
- 参照盤の発売国
- 西ドイツ
- ジャンルの手がかり
- ライブラリー・ミュージック / ジャズ / オーケストラ
- 参照したレコード
- Wunderhorn — Dusko Goykovich / Roland Kovac Rhythm & String Set / Selected Sound 9060
- 制作・録音年
- 未確認
1977年Wunderhornの原盤。現行Queen of the Roadの1986年表示とは分ける。括弧内Qua Vadis Sambaの由来は未照合。
フリューゲルホルンと、弦を含むセット
原盤はGoykovichをフリューゲルホルン、Kovacの編成をRhythm & String Setとして掲げる。Selected Soundの9060、1977年。「Antilope」はA面の三曲目で、作者はGoykovich自身だ。演奏者の音色を看板にしながら、周囲を組み立てる編成にも名がある。この二つを対等に読むと、盤の設計が見えやすい。 [1] [2]
別の表題でも、作者の線は残る
現在の権利カタログExtreme Musicでは「Queen of the Road」の二曲目に本曲があり、Goykovichを単独の作者として登録する。同じ一覧にはKovacやBob Elgerらの曲も並ぶ。表題や収録先が変わっても、作者情報を手がかりに曲を追える。配信の1986年表示だけを見て、1977年の原盤を消してしまわないようにしたい。 [2] [3]
二分台に、どこまで場面をつくれるか
長い即興を待つより、短い曲のどこで景色が切り替わるかを聴いてみよう。主旋律を置く、伴奏が返す、終わりへ向かう。その判断が短い時間へ収まるところに、用途を持つ録音の面白さがある。Roger Webbの「Dazzle」やLee Masonの「Sky High」へ続ければ、別の制作現場の短編を並べるように楽しめる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs — Wunderhorn ↗
原盤名義、A3Antilope、作者。
- Vinyltom — Wunderhorn ↗
1977年西独SelectedSound9060の現物記録。
- Extreme Music — Queen of the Road ↗
権利カタログのAntilope、作者・ISRC対応。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。