待つ歌を、ひとつの声では歌わない。
Maggie Eaves Singersの「I Will Wait for You」は、映画「シェルブールの雨傘」で知られる旋律を英国の混声コーラスで聴ける録音。1972年の「Maggie’s Mixture」に収められた。映画の物語を離れた歌が、声の集まりの中へ入る。
- 発売年
- 1972年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- 男女混声コーラス / 映画音楽
- 参照したレコード
- Maggie’s Mixture — Avenue / AVE 099
- 制作・録音年
- 未確認
映画の歌と、同時代のポップス
原盤を紹介する資料は、本作を男女混成のグループによる1972年のAvenue盤とする。「Days of Wine and Roses」「Moon River」といった映画のレパートリーに、Beatlesの「Here, There and Everywhere」「With a Little Help from My Friends」が並ぶ。映画音楽かポップスかという区別より、歌として取り上げたい曲を選んだ一枚として見ると、曲順にも興味が湧いてくる。 [1]
名前が入れ替わる、小さな盤の世界
同じ歌手による「Love Songs of the World」でも、本曲を含む同様のレパートリーが確認できる。またAvenueのEP資料にはAlan CaddyのオーケストラとMaggie Eaves Singersの名が並び、「I Will Wait for You」が載る。アルバム名、歌手名、伴奏者名のどこから検索を始めるかで、別々の盤が見つかる。タイトルだけで重複と決めず、曲目と名義を併せて読むのが役に立つ。 [1] [2]
歌の主役を、耳で探す
まず前へ出る声を追い、次には一人を探さず全体を一つの音色として聴いてみよう。映画の歌を独唱で聴く場合と、コーラスで聴く場合では、旋律が届く距離も変わるかもしれない。アルバムにある「I Must Know」へ移れば、同じ声の集まりが別の曲でどう働くかを比較できる。一人の名歌手を探す楽しみとは違う、集団が歌を運ぶ魅力に触れたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 大塚レコード — Maggie’s Mixture ↗
1972年Avenue AVE099、グループ編成と曲目。
- Bargain Records — Avenue EPs ↗
Avenue EVA2014のMaggie Eaves/Alan Caddy、本曲を確認。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。