愛の歌は、国境より長く生きる。
Shakeの「Rien n’est plus beau que l’amour」は、1977年のフランス盤シングル。映画のスタンダード「Love Is a Many-Splendored Thing」がフランス語へ移され、さらに新しい歌手の声で届けられた。古い歌を今の曲として歌う、という選択に耳を向けたい。
- 発売年
- 1977年
- 国・活動圏
- マレーシア / フランス
- 参照盤の発売国
- マレーシア / フランス
- ジャンルの手がかり
- フレンチ・ポップ / スタンダード翻案
- 参照したレコード
- Rien n’est plus beau que l’amour — Carrère / Orlando / 49.312
- 制作・録音年
- 未確認
作者欄にある、三つの名前
盤資料は作者としてRouzaud、Webster、Fainを記し、Carrère / Orlandoの49.312を1977年盤として記録する。Sammy FainとPaul Francis Websterの作品に、フランス語の翻案者が加わる関係だ。英語曲の翻案という線を押さえると、フランス語の題名だけから始まった曲だと思い込まず、その前史とShakeの録音を別々にたどれる。 [1]
冬を越えて、チャートへ届く
Encyclopédisqueはこのシングルの発売を1977年11月としている。続いてCash Boxの1978年2月11日号では、フランスのチャートにShakeの本曲が掲載される。発売した年とヒットの記録が残る年は同じでなくてもよい。当時の紙面を見ると、後年の編集盤から遡るだけでなく、曲がその時代の放送や販売の中へ入っていった様子を捉えられる。 [2] [3]
原曲の記憶を、少し横へ置く
まず題名の節を覚え、次にはフランス語が旋律にどう収まるかを聴いてみよう。原曲を知っていても、そのイメージだけで声の表情を決めない。古いメロディーを取り上げる歌手は、その時点の聴き手へ向けて歌っている。Dassinの翻案曲へ進み、同じフランス語圏でも曲の選び方や声の近づけ方に違いを探せば、カバーの棚がもう少し細かく分かれて見える。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Bide et Musique — Rien n’est plus beau que l’amour ↗
1977年盤の作者、品番、原曲との対応。
- Encyclopédisque — Shake ↗
1977年11月発売を確認。
- Cash Box — 11 February 1978 ↗
当時のフランスチャート本曲掲載。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。