苺とクリームは、七インチの裏側に。
Garry Blakeの「Strawberries and Cream」は、1966年のColumbiaシングルのB面。CD02の入口に置かれた曲は、もともと裏側で待っていた。レコードを表から裏へ回すという小さな動作に、選曲の楽しさが詰まっている。
- 発売年
- 1966年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- オーケストラ・ポップ / スウィング
- 参照したレコード
- Look Out Now! / Strawberries and Cream — Columbia / DB 7885
- 制作・録音年
- 未確認
Garyを原盤Garry Blakeへ訂正。表面曲の当時評を本曲の音の断定へ流用しない。
発売の週に残った、名前と品番
1966年4月2日号のRecord Mirrorは、Garry Blakeの「Look Out Now!」をColumbia DB7885として紹介する。原盤記録では発売は同年4月1日、裏面が「Strawberries and Cream」。当時の記事は表面曲をビッグバンド的な演奏として評しているが、その感想を裏面へそのまま移さない。まず一枚の両面と、同時代の紹介が残した範囲を確認したい。 [1] [2]
B面から、アルバムの棚へ
本曲はGarry Blake and His Music名義の「More Sounds Like Swingin’」にも収録され、2分05秒と記録される。そこには「The Poor People of Paris」「One Note Samba」なども並ぶ。シングルのB面として出会い、アルバムの一曲として置き直すと、同じ演奏にも別の隣人ができる。MIXの一曲目という役割は、そうした以前の配置の上に新しく加わったものだ。 [3]
派手な題名より、小さな音を探す
まず入口らしいと感じるところを自分で見つけ、次には旋律の周囲で動く楽器へ耳を移してみよう。甘い題名だから柔らかな曲だろうと決める必要はない。全曲の長さを味わったあと、CD02へ戻り、次の曲へどう気分が渡るかを聴く。元のレコードではB面、別のMIXでは一曲目。音楽の価値を表と裏で決めないDJの視線を、聴き手としても借りてみたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Record Mirror — 2 April 1966 ↗
同時代のGarry Blake DB7885発売紹介。
- Discogs — Look Out Now ↗
1966年4月1日、UK盤両面の照合。
- Glitter Records — More Sounds Like Swingin ↗
アルバム収録と本曲2分05秒、隣接レパートリー。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。