時報のかわりに、ジャズを一曲。
「Time Check」という小さな題名の奥に、イギリスのジャズ奏者たちがいる。Group Six Playersが演奏したKPMの「All That Jazz」。放送や映像のための音楽の棚にも、演奏そのものを目的に聴きたくなるレコードが眠っていた。
- 発売年
- 1967年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ライブラリー・ジャズ / モダン・ジャズ
- 参照したレコード
- All That Jazz — KPM / KPM 1014
- 制作・録音年
- 未確認
1967年はKPM1014の原盤年。後年のThe Golden Age of Jazzの日付と区別。セッション全体の参加者を本曲全員の演奏と断定しない。
曲を書いた人、演奏した人
KPM1014は1967年の「All That Jazz」。曲を書いたのはDavid Leeで、原盤の演奏名義はThe Group Six Players。現在のKPMカタログに当たるExtreme Musicも「Time Check」をDavid Lee作品、出版社KPM Music Ltdとして載せる。配信で作者名が前面に出ても、原盤の楽団名が誤りになるわけではない。 [1] [2]
匿名の楽団、その中身
原盤と後年の「The Golden Age of Jazz」の解説を紹介した資料には、セッション全体の参加者としてTubby Hayes、Kenny Wheeler、Arthur Watts、Jackie Dougan、Tommy Whittle、Leon Calvert、Dick Abel、Dave Leeの名が挙がる。二回のセッションにまたがる情報なので、全員がこの一曲で共演したとは断定しない。楽団名だけでは見えなかった人のつながりが、再発で読み解ける。 [3]
時計を見ずに、時間を聴く
主題が提示される部分と、演奏が広がる部分の境を探してみよう。短く使われるMIXの区間から原曲へ戻れば、切り取られた先にも時間が続いていると気づく。CD#00では同名曲がInterludeとして置かれるが、編集範囲や同一音源の照合は別の作業。まずはTAPE002の曲順の中で、一曲としての働きを味わいたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
ほかの収録先
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- WFMU — Group Six Players / Time Check ↗
KPM1014、1967年、Group Six Playersの演奏表記。
- Extreme Music / KPM — The Golden Age of Jazz ↗
Time Checkの作者David Leeと出版社KPM Music Ltd。
- All That Jazz 原盤と再発解説の紹介 ↗
原盤品番、全曲、再発解説に基づく二セッションの参加者。
- KPM配信 — All That Jazz ↗
KPMの1967年権利年と曲目。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。