鐘になったら、どう鳴らそう。
Petula Clarkの「If I Were a Bell」は、恋心を身の回りの音にたとえるFrank Loesserの歌。1966年の「My Love」では、その舞台曲が同時代のヒットと同じ盤に収まる。歌の年齢より、今どう歌えるかが大切だったのだろう。
- 発売年
- 1966年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス / アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ポップ / ミュージカル歌曲
- 参照したレコード
- My Love — Pye / Warner Bros. / Tony Hatch制作
- 制作・録音年
- 未確認
1966年はClark版の発売年。舞台原作1950年、1965年の公演歴、録音日は分けて扱う。
舞台の名曲を、ヒット作の最後に
「My Love」はTony Hatchが制作・編曲を担った1966年のアルバム。表題曲や「A Sign of the Times」の後、最後に「If I Were a Bell」が置かれる。同年4月のCash Boxにも曲目が載り、後世の編集で加わった曲ではないと確認できる。ヒットの勢いで入ってきた聴き手が、盤の終わりでミュージカルの歌に出会うという曲順だ。 [1] [2] [3]
1950年の物語から、歌だけが走り出す
Loesserの公式作品紹介は、1950年の「Guys and Dolls」に本曲を含める。恋の高揚を鐘の音に重ねる発想は、舞台を見ていなくても声の弾みへ置き換えられる。1965年のPetulaの公演を紹介した当時の記事にも、本曲で締めくくったことが記される。レコードの中だけで急に登場した曲ではなく、ステージの持ち歌でもあった。 [3] [4]
「もしも」を、耳で受け止める
題名の仮定を覚えて、歌手がどんな音の身振りを使って気持ちを表すか聴いてみよう。歌の軽さはテンポだけで生まれるのか、それとも言葉を離す瞬間や語尾にあるのか。棚のLu Elliott版へ進めば、同じ詞と旋律が別の声を持つ。ミュージカルの知識を予習するより、まず二人の歌い方の違いを一つ見つけるところから楽しみたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
ほかの収録先
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Danishcharts — If I Were a Bell ↗
1966年、FrankLoesser、制作TonyHatch。
- Cash Box — 1966年4月2日 ↗
MyLoveの同時代広告、本曲の収録。
- Petula Clark — Live1960s ↗
公演資料。本曲を含む当時のステージ評。
- Frank Loesser公式 — Guys and Dolls ↗
1950年の舞台、本曲と作家。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。