小さな星。
大きな数字。
つまみを動かすと、大きさや速さが変わります。気になる展示から、はじめてみよう。
数字と単位の読み方
- 1 kmは1,000 m。道のりの長さを表します。
- 1 tは1,000 kg。材料の量を表します。
- %はパーセント。100こに分けたうちの、いくつ分かを表します。
- 「約」は、ぴったりではなく、近い数字というしるしです。
地球からほかの星まで、
どのくらい?
地球とほかの惑星の間のきょりは、いつも同じではありません。星の位置を変えて、くらべてみましょう。
星を選んで、つまみを左右に動かそう。点と点を結ぶ線が、地球からのきょりです。
もっとくわしく・計算のきまり
円軌道・同一平面の簡略モデル。地球を1 AUに固定し、各惑星の平均軌道半径と角度から計算します。現在の実測距離や、実際の最接近距離ではありません。1 AU = 149,597,870.7 km。
今の星の位置を表した図ではありません。星の道すじを、わかりやすく丸い形にしています。
じっとしていても、
地球は動いている。
地球は自分で回りながら、太陽のまわりも進んでいます。どの動きをくらべるか、選んでみましょう。
くらべたい動きを選ぼう。点が線のはしまで進むと1,000 kmです。
太陽を基準にした地球の平均公転速度
もっとくわしく・計算のきまり
経過時間 × 代表速度で求めた移動距離のイメージです。自転は赤道上、銀河の公転は太陽系の概数。基準と向きが違うため、3つの速度を単純に足すことはできません。現在位置や進行方向を測定する機能ではありません。
3つは、何を中心に考えるかがちがいます。速さをそのまま足すことはできません。
地球が1 mの球なら、
空気の層はどのくらい?
地面から50 km上までの空気の層を、地球の大きさとくらべます。地球を小さくすると、この層もとても薄くなります。
もっとくわしく・計算のきまり
大気は50 kmで終わりません。ここでは対流圏と成層圏を合わせた高度を比較しています。
図は、何をくらべているかを見てみましょう。
地球の模型の大きさを変えよう。大きな数字は、その模型につける空気の層の厚さです。
空気は50 kmより上にもあります。図の細い青いふちは、地面から50 kmまでの部分です。
地面の下は、
どうなっている?
地球の中はいくつかの層に分かれています。外側の岩の層から、中心の鉄の多い部分まで見てみましょう。
層の名前を選ぼう。白い点が、その層の場所を指します。
山も、海溝も、
1 mの地球では。
もっとくわしく・計算のきまり
1 mの地球模型上での、平均海面からの高さ・深さ。地球は完全な球ではなく、赤道方向に膨らんでいます。
層を分けて見せるときだけ、位置をずらしています。元の図に戻すと、大きさの割合がそろいます。
地球の材料を、
100に分けると?
地球をつくる材料を、重さでくらべます。鉄と酸素を合わせると、全体の半分より多くなります。
色のついた部分を押そう。横の長さが、重さの割合を表します。
もっとくわしく・計算のきまり
地殻だけでなく核まで含む、地球全体の組成モデルの概数です。Fe 32%、O 30%、Si 15%、Mg 14%、その他9%に丸めて表示。直接すべてを測った値ではなく、推定モデルによって差があります。
酸素の多くは空気ではなく、岩などの材料になっています。地球の中まで考えた見積もりです。
地球の歴史を、
1日にしてみよう。
地球が生まれてから今までを、24時間に縮めます。今の私たちと同じ種類の人が現れるのは、夜が終わる直前です。
できごとを選ぼう。時計の針と、下の線の点が動きます。
もっとくわしく・計算のきまり
地球の年齢を45.4億年として計算。生命の誕生時期には議論があるため、約35億年前の生命の証拠を目安にしています。「人類」全体ではなく、ここではホモ・サピエンスを比較。現在は24時です。
今を24時としています。生き物が現れた時期は、新しい発見で見積もりが変わることがあります。
地球の水を全部、
丸い球に集めたら?
海、川、氷、地面の下の水まで集めたら、どれくらいの球になるでしょう。地球とならべてくらべます。
水の種類を選ぼう。水が少なくなると、青い球も小さくなります。
12,742 km
もっとくわしく・計算のきまり
淡水の多くは氷や地下水です。「淡水」すべてがすぐ飲めるわけではありません。湖と川の淡水も、そのまま飲用できる量を示していません。水球の直径はUSGSの概数。
淡水は、塩分が少ない水のことです。氷や地下水もふくみ、全部がすぐ飲める水ではありません。
森の広さと、
空気の中のガス。
森の面積の変化と、陸や海が取りこむ二酸化炭素を見てみます。二酸化炭素は、空気にふくまれるガスの一つです。
時間のつまみを動かそう。色が変わる1マスは、東京ドームの土地1つ分です。
世界の森林面積の純減少
約 1.7 個分 東京ドームの敷地面積で
もっとくわしく・計算のきまり
純減少は森林減少から拡大分を引いた値。2015–2025年の年平均を一定の速さに換算したもので、実況ではありません。東京ドーム敷地面積46,755 m²で計算。
1 Gtは10億トン。
炭素の重さを、CO₂の重さに換算。
もっとくわしく調べる
Global Carbon Budget 2025の2024年推計。海洋3.4 ± 0.4 GtC、陸域1.9 ± 1.1 GtCに44/12を乗じ、約12.5 ± 1.5、7.0 ± 4.0 Gt CO₂へ換算。陸域吸収は森林以外も含みます。土地利用変化による排出は別項目で、収支には不均衡と大きな不確かさがあります。
ここで動く数字は、何年かの平均からの計算です。今の森をその場で調べているわけではありません。
光は1秒で、
地球を約7.5周。
光は、ものすごい速さで進みます。それでも、月や太陽から地球まで届くには時間がかかります。
赤道一周 約40,075 kmを進む時間。
行き先を選んで再生しよう。光の点が届くまでの時間を、時計でたしかめられます。
もっとくわしく・計算のきまり
真空中の光速299,792.458 km/sで計算。地球一周は赤道の長さを比較したあると考えた経路です。月は平均距離、太陽は1 AU。再生は実際の光の所要時間と同じ速さ。タイムラインの位置は旅全体に対する割合です。
地球1周は、丸い地球のまわりに沿う道を考えたくらべ方です。実際の光が地球を一周しているわけではありません。
宇宙の星は、
いくつある?
私たちが見ることのできる宇宙には、数えきれないほどの星があります。研究者は、観測した結果から数を見積もっています。
つまみを1つ右へ動かすと、見積もった星の数は10倍になります。マスの数でくらべよう。
もっとくわしく・計算のきまり
星の数は銀河数や銀河あたりの星の数に基づく桁の推定です。「地球のすべての砂粒より多い」という比較は、砂浜・砂漠・深さ・粒径の定義で変わるため断定していません。点は数の雰囲気を表す模式表現で、1点が星1個ではありません。
すべての星を1つずつ数えた結果ではありません。砂つぶとのくらべ方も、条件によって変わります。
太陽から1時間で、
どれだけ届く?
地球には太陽から光のエネルギーが届きます。その量を、人間が1年に使ったエネルギーとくらべます。
時間を増やそう。棒が真ん中の線に届くと、人間の約1年分です。
もっとくわしく・計算のきまり
太陽放射1,361 W/m² × 地球の断面積πR²(R=6,371 km)≒ 1.735×10¹⁷ W。620 EJを割ると約59.5分。比較する消費量はEnergy Institute 2024版の2023年統計です。大気上端に入射する総量であり、地表で発電・回収できる量ではありません。
くらべているのは空気の層の外側に届く光です。その全部を電気に変えて使える、という意味ではありません。
世界では1秒に、
約44回の雷。
雲の中で光る雷も、地面につながる雷もあります。世界で起きる回数の平均を、時間に合わせて数えます。
この数字が表すものこの展示が画面に入ってからの、平均値による換算。
再生中の1秒を、44この点で表しています。数字は、数え始めてからの合計です。
もっとくわしく・計算のきまり
衛星観測研究による世界平均44 ± 5 flashes/s(Christian et al., 2003)。約380万回/日に相当します。「発光」は落雷だけではありません。光点は発生地点を示さない模式表現。強い点滅を避け、ゆっくりした濃淡で表示しています。
今の雷を観測しているわけではありません。点の場所も、実際に雷が光った場所ではありません。
地震の数字が2ちがうと、
エネルギーは約1,000倍。
地震そのものの大きさを表す数字を、マグニチュードといいます。数字が少し変わるだけで、出るエネルギーは大きく変わります。
M6を1とすると、どうなるでしょう。つまみを動かし、円の面積をくらべよう。
もっとくわしく・計算のきまり
エネルギー比 = 10^(1.5 × マグニチュード差)。円の面積がエネルギー比に比例する表現です。揺れの強さ(震度)、被害、震源域の面積を示すものではありません。
円の面積はエネルギーのくらべ方です。ゆれる強さや、被害の大きさをそのまま表す図ではありません。
見えない空気にも、
重さがある。
空気は目に見えませんが、重さがあります。地球を包む空気を全部合わせると、とても大きな数字になります。
t(トン) ≈ 5,100兆トン
単位を切り替えよう。同じ空気の量でも、kgとトンでは数字が変わります。
もっとくわしく・計算のきまり
NASA Earth Fact Sheetの大気質量5.1×10¹⁸ kgを使用。1 t = 1,000 kgで換算。文献によって約5.15×10¹⁸ kgとも示され、これは5,150兆トンに相当します。
この展示の「重さ」は、材料の量を表す質量という意味で使っています。
体の中のDNAを、
長いひもにしたら?
DNAは、生き物の体をつくる情報をもつ物質です。1つの細胞に入るDNAをのばして、たくさんつないだ長さを考えます。
総延長 約100億 km
DNAをもつ細胞の数を変えよう。図の線は、地球から太陽まで何往復できるかを表します。
もっとくわしく・計算のきまり
核DNA約2 m/二倍体細胞という代表値を使用。総長 = 仮定した細胞数 × 2 m、地球–太陽1往復 = 2 AU。成熟した赤血球には核がなく、全身の全細胞に2 mを掛けることはできません。細胞数・DNA量は体格や細胞種で変わるため、全身の実測値ではなく仮定の計算です。
すべての細胞に同じ長さのDNAがあるわけではありません。選んだ条件で計算する展示です。
人と家畜と野生の動物、
重さでくらべると?
人、牛やぶたなどの家畜、野生のほ乳類をくらべます。ほ乳類は、母乳で子を育てる仲間です。
色の帯を押そう。横の長さが、同じ方法で見積もった重さの割合です。
家畜0.1、人間0.06、野生0.007 GtCから割合を計算。
もっとくわしく・計算のきまり
Bar-On et al.(2018)の炭素質量による推定です。個体数や種数の割合ではありません。野生は陸上・海洋の哺乳類を含みます。生体重で比較した別の研究とは基準が異なるため、この展示では2018年の推定値に統一しています。
数や種類の多さではありません。体の水分をふくむ重さではなく、体にある炭素という材料の重さでくらべています。
まだ名前のついていない、
生き物がたくさん。
研究者は、まだ見つかっていない種類もふくめて、生き物の数を見積もっています。100マスに分けて、その割合を見てみましょう。
ボタンを押して、名前がついた種類と、まだ名前のない種類を切り替えよう。
もっとくわしく・計算のきまり
Mora et al.(2011)による真核生物の推定870万 ± 130万種(標準誤差)。同論文の当時のデータベース記載約120万種に対する未記載割合です。現在の記載数を表す数字ではなく、細菌・古細菌を含む全生物の種数でもありません。1マスは推定総数の1%。
2011年の研究にもとづくくらべ方です。細菌などをのぞいた「真核生物」という仲間が対象です。
人がつくった物と、
生き物の重さ。
建物や道路など、人がつくった物を全部合わせた重さは、どれくらいでしょう。地球上の生き物の重さとくらべた研究があります。
同じ重さを同じ大きさの図にしています。2020年ごろ、2つがならんだという見積もりです。
植物・動物・微生物など
コンクリート・骨材・金属など
もっとくわしく調べる
Elhacham et al.(2020)の推定。水分を除いた生物量と、使用中の固体人工物の蓄積量を比較しています。人工物にはコンクリート、骨材、レンガ、アスファルト、金属、プラスチックなどを含み、廃棄物を含む場合は転換年が変わります。現在年の実況や、年間生産量との比較ではありません。
生き物は水分をのぞいてくらべています。今この瞬間の量を測った数字ではありません。
1年分のプラスチックを、
長いひもにしたら?
世界で1年に使ったプラスチックを、すき間のないひもに作り直すと考えます。太さを変えると、長さはどう変わるでしょう。
ひもの太さを変えよう。細くすると、同じ量でも長いひもになります。
もっとくわしく・計算のきまり
OECDの2019年使用量460 Mt(繊維・添加剤を含む)。廃プラスチック353 Mtとは別の値です。密度を950 kg/m³と仮定し、空隙のない円柱に換算。長さ = 質量 ÷ 密度 ÷ π(d/2)²、地球赤道一周40,075 kmで割って計算します。素材の密度と紐の太さで結果は変わり、実在する紐の測定ではありません。
2019年に使われた量で計算しています。実際にひもを作ったわけではなく、材料の密度も1つに決めた計算です。
ふわふわの雲にも、
たくさんの水。
雲は、とても小さな水のつぶなどが集まったものです。大きさを決めて、雲の中の水だけの重さを計算します。
5 tのゾウなら、100頭分。
雲の大きさを変えよう。図の雲と、水の重さの数字が変わります。
もっとくわしく・計算のきまり
USGSの積雲の例に基づく水滴質量の模型です。積乱雲すべての重さではなく、雲に含まれる空気や水蒸気の質量は除いています。微小な水滴の落下の遅さや上昇気流などが関わり、500トンの塊が浮いているわけではありません。ゾウ1頭5 tは比較の仮定です。
雲の種類や中の水の量で、重さは変わります。小さな水のつぶは、上向きの空気の流れなどに支えられています。
宇宙から、小さなちりが
地球に届いている。
流れ星の材料になる小さなかけらなどが、毎日、地球へやってきます。その量を、経った時間でくらべます。
この数字が表すものページを開いてからの経過時間で換算。
数字は、1日に約100トン届くとして計算しています。動くつぶは、宇宙から来るようすを表す絵です。 「止める」を押している間は、数えません。
もっとくわしく・計算のきまり
JAXAの解説にある1日100トン以上という桁の概数を、ここでは100 t/日として一定速度に換算。大気圏への流入と、燃え残って地表に堆積する量は異なります。粒子は模式表現で、観測地点や実際の粒数を示しません。
地球の空気の層に入る量と、燃え残って地面に落ちる量はちがいます。つぶ1つを何kgと決めた図ではありません。
地球の1日は、
少しずつ変わっている。
地球の回り方は、長い時間で見ると変わっています。昔の日食の記録などから、1日の長さの変化を調べられます。
年数を変えよう。長くなる時間を、1秒の1000分の1である「ミリ秒」で表します。
もっとくわしく・計算のきまり
紀元前720年〜2015年の回転史研究に基づく平均約1.8 ms/世紀を、選択年数に比例させた比較。潮汐摩擦だけでなく、氷床・海洋・地球内部の変動も影響します。日々の自転は増減し、この割合を恐竜時代へ単純に延長することはできません。
長い期間の平均でくらべています。毎日まったく同じように長くなるわけではありません。
海の底の形は、
どこまでわかった?
船などを使って、海の底の高さや深さをくわしく測っています。調べ終わった面積の割合を見てみましょう。
1000マスのうち287マスを青くしています。青い部分は28.7%です。
もっとくわしく・計算のきまり
Seabed 2030の2026年4月発表値。海底の地形測量と、潜水・映像による直接観察は別です。衛星推定による全地球的な概形はすでに存在します。マス目は割合の図で実際の場所を示す地図ではなく、レーダーの動きは模式表現です。
2026年4月発表の数字です。このマスは地図ではなく、実際に測った場所を表していません。
1億トンの海水に、
金が約1 g。
海の水には、とても少ない量の金がとけています。大西洋などで調べた研究の例を見てみましょう。
小さな金の点は「金がある」と伝えるためのしるしです。本当の金のつぶの大きさではありません。
もっとくわしく・計算のきまり
NOAAの解説は、海水に溶ける金の総量を正確に言うのは難しいとしています。ここでは示された濃度の研究例を使用し、全海洋へ一律に外挿していません。海水1億 t = 10¹¹ kgに金1 g = 10⁻³ kgなので、質量比は約10⁻¹⁴。濃度が極めて低いため、海水から利益を得られる金の回収は現在実現していません。
海全体の金の量を決めた数字ではありません。とても薄く広がっているので、集めて使うのは簡単ではありません。
海の底にも、
長い山なみがある。
海の底には、世界をつなぐように続く山なみがあります。その長さは、地球のまわりを1周するより長いのです。
同じ長さのきまりで描いた棒で、海の底の山なみと地球1周をくらべよう。
もっとくわしく・計算のきまり
NOAAによる中央海嶺系の概数。全長65,000 km ÷ 赤道周長40,075 km ≈ 1.62周。90%以上が海面下にあります。棒の長さは同じ縮尺でくらべており、実際の地図や山の高さは表していません。
「中央海嶺」は海の底の山なみの名前です。長さは約65,000 kmという目安を使っています。
地面の下の板は、
ゆっくり動く。
地球の表面には、プレートという大きな岩の板があります。1年に数cmほど動く速さを、長い時間で考えます。
このページを開いてからなら 0 nm。
速さと年数を変えよう。青い板が動くきょりと、数字がいっしょに変わります。
もっとくわしく・計算のきまり
速度は代表的な数cm/年の範囲で選ぶ仮定。相手のプレートや基準により速度・方向は異なります。換算には1年=365.25日を使用。爪の成長も個人差があります。模型の左右の動きと、数値で示す一方の移動距離は別の表現です。
場所や、何とくらべるかで速さは変わります。図では片方の板を動かして、きょりをくらべています。
地球の奥は、
とても熱い。
地球の中心に近い、鉄の多い部分の温度を調べた研究があります。太陽の表面と同じくらいの温度です。
見積もりには、前後約500℃の幅があります。
温度計の長さで、約6,000℃と約5,500℃をくらべよう。
もっとくわしく・計算のきまり
Anzellini et al.(2013)の鉄融解実験の高圧への外挿による内核と外核の間約6,230 ± 500 Kを、概数約6,000℃として表示。地球内部の温度にはモデル差があります。太陽表面約5,772 Kは約5,499℃。磁場は熱だけでなく、外核の導電性流体の運動や自転などによって維持されます。
地球の中に温度計を入れて測った数字ではありません。強い圧力をかけた鉄の実験などからの見積もりです。
地面の下で、
つながるキノコ。
キノコには、地面の下に細い糸のような部分を広げる仲間がいます。アメリカで見つかった、とても広い1つの個体の例です。
東京ドームの敷地なら約206個分。
線が広がる絵は、地面の下でつながるようすです。広さは、となりの数字でくらべよう。
もっとくわしく・計算のきまり
USDA Forest Serviceの2,385 acresを約9.65 km²へ換算。9.65×10⁶ m² ÷ 46,755 m² ≈ 206個分。地表のキノコの傘ではなく、地下の菌糸などが広がる範囲です。「最大の単一生物」は面積・質量・クローンの定義で異なるため、ここでは巨大な菌類個体の例として紹介しています。
絵は実際の広がり方を写した地図ではありません。地上に見えるキノコのかさの面積でもありません。
地球にはアリが、
どのくらいいる?
世界のアリの数を見積もると、約2京匹。人の数を決めて、1人あたり何匹になるか計算してみましょう。
2京 = 20,000,000,000,000,000
人の数を変えよう。アリの合計は同じでも、1人あたりの数は変わります。
もっとくわしく・計算のきまり
Schultheiss et al.(2022)の推定約20×10¹⁵匹。比較人口は実況値ではなく選択した仮定です。同研究によるバイオマスは約1,200万 t C。炭素質量で比較した野生の鳥類・哺乳類の合計より多いとされますが、全身の生体重とは異なります。アリの絵は模式表現です。
アリを全部数えた数字ではありません。図のアリは絵で、1匹を何万匹分と決めてはいません。
体の中には、
小さな細菌がいる。
人の体には、たくさんの細胞があります。体の中などにいる細菌の数とくらべた研究を見てみましょう。
ボタンで切り替えよう。細菌は38こ、人の細胞は30この印でくらべます。1こは1兆個分です。
もっとくわしく・計算のきまり
Sender et al.(2016)のモデルによる概数。個人差や体格、年齢、測定法で変わり、「すべての人で細菌が多い」という意味ではありません。比は約1.3対1で、同じ桁の数。細菌の推定質量は約0.2 kgです。絵は細胞数の比率や実際の大きさを再現していません。
体重70 kgの大人の男性をもとにした見積もりです。体の大きさや人によって数は変わります。
地球の材料に、
鉄はどのくらい?
地球の表面から中心までをふくめて考えます。材料の名前を選び、鉄やマグネシウムなどの割合をくらべましょう。
この数字が表すもの核の主要成分。マントルや地殻にも鉱物中の元素として含まれます。
地球を100 kgに小さくしたつもりで見よう。鉄32.1%なら、そのうち約32.1 kgが鉄です。
もっとくわしく・計算のきまり
ここでいう「ミネラル」は地球を構成する元素として整理。栄養学のミネラル、鉱物の種類、採掘可能な資源量とは区別します。元素は金属単体だけでなく、酸化物・ケイ酸塩などにも含まれます。Morgan & Anders(1980)に基づく代表的な旧来モデルの概数を使い、地球質量5.9722×10²⁴ kg × 質量比で算出した推定です。組成モデルによる差があり、選択した元素の全量を直接測定した値ではありません。
体に必要な栄養の割合とはちがいます。掘って取り出せる金属の量でもなく、地球全体についての見積もりです。
数字のもとを、たしかめよう。
このサイトの数字には、調べた人や、もとになった資料があります。図の大きさのきまりや、計算のしかたは、それぞれの展示で読めます。
地球は完全な丸ではありません。はばを測る向きで、数字が少しちがいます。カウンターは統計や代表値に基づく計算であり、リアルタイム観測ではありません。調べた日 2026.10.24

