日本舞踊(Nihon Buyo)
ポスター
顔を単純な図形へ置き換えたポスターです。舞台の題材と、現代的な構成がどう結びつくかを見る入口になります。
作品・資料の出典を見る ↗作品・資料の記録を読む
作品名(出典表記):日本舞踊(Nihon Buyo)
田中一光(たなか・いっこう) / 1981年 / ポスター
1989年の再印刷個体とは制作年を分けます。
デザイン表現史RESEARCH EDITION作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。
日本の伝統と近現代の印刷物を比べる編集上の主題
グラフィックにおける和様
三角や四角だけなのに、人の顔に見える。田中一光(たなか・いっこう)の《日本舞踊》は、日本の舞台の表情を、簡潔な図形で伝えるポスターです。伝統的な題材を、そのまま昔の絵のように描かず、新しい形へ組み直しています。
実作品の画像は、まだ掲載していません。下の出典リンクから作品を確かめられます。参照図や説明図は、実作品の画像とは別に数えます。
ポスター
顔を単純な図形へ置き換えたポスターです。舞台の題材と、現代的な構成がどう結びつくかを見る入口になります。
作品・資料の出典を見る ↗作品名(出典表記):日本舞踊(Nihon Buyo)
田中一光(たなか・いっこう) / 1981年 / ポスター
1989年の再印刷個体とは制作年を分けます。
ポスター
能の公演を知らせる初期の仕事です。後年の舞踊ポスターと比べ、伝統的な舞台を伝える方法の変化を見ます。
作品・資料の出典を見る ↗作品名(出典表記):第5回産経観世能
田中一光(たなか・いっこう) / 1958年 / ポスター
この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。
ポスター
浮世絵師・写楽に関する企画のポスターです。昔の図像を、現代の印刷物としてどう見直すかを考えます。
作品・資料の出典を見る ↗作品名(出典表記):写楽二百年
田中一光(たなか・いっこう) / 1995年 / ポスター
1997年の再制作・再印刷資料と混同せず、1995年の記録を対象とします。
ここでいう「和様」は、一つの団体や、決まった時代の美術運動の名前ではありません。日本の文字、舞台、絵画などが、近現代のグラフィックでどう使われたかを比べるための題名です。日本のデザインすべてに共通する特徴がある、と決めつけないことが大切です。
《日本舞踊》では、明るい色と黒い面が顔の各部分をつくります。「日本らしさ」を特定の色だけで説明しません。
漢字や仮名、欧文が何を伝え、どこに置かれているかを見ます。文字も、顔と同じように画面を構成します。
顔を四角や三角に置き換えても、表情が残ります。何を省き、何を残したのかが見どころです。
人物、文字、空白の大きさを比べます。空白は、情報がない無駄な場所ではなく、見る順番に関わります。
「和風の飾りをつけること」と、伝統を読み直して新しく設計することは同じではありません。能、舞踊、浮世絵という異なる題材を、一つずつ確かめます。
少ない形で、何をどこまで伝えられるでしょう。好きな物を三つの図形だけで表すと、残す特徴を選ぶ難しさがわかります。
田中一光の3作を通じて考える項目です。「和様」という単一の様式が確立していたと主張せず、日本のグラフィック全体を代表させません。
作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。