DESIGN LINEAGEデザイン表現史RESEARCH EDITION
PRIMARY SOURCES / WORKS

作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。

建築をめぐる動向

トロピカル・モダニズム(熱帯の環境を考えた近代建築)

Tropical Modernism

時期
1940年代以降を中心に
地域
西アフリカ・南アジアなど/本項はガーナの3例

日差しを遮り、風を通す形。

強い日差しを遮りながら、風を建物へ通すには? トロピカル・モダニズムは、暑い地域の環境に応えようとした近代建築の動きです。窓の前のひさしや格子には、見た目だけでなく、光と風を調整する役割があります。

実作品の画像は、まだ掲載していません。下の出典リンクから作品を確かめられます。参照図や説明図は、実作品の画像とは別に数えます。

作品・制作の例を見比べる。

01

ウェズリー女子校(Wesley Girls’ School)

学校建築・ガーナ

日差しを遮る部材を使った学校建築です。勉強する場所の光と暑さに、形で応えようとした例です。

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作品名(出典表記):ウェズリー女子校(Wesley Girls’ School)

フライ、ドリュー・アンド・パートナーズ / 1947年 / 学校建築・ガーナ

この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。

02

クワメ・ンクルマ科学技術大学工学部(School of Engineering, KNUST)

大学建築・クマシ

ルーバーなどで日差しを調整した校舎です。独立前後の教育施設と、建築の工夫を一緒に見ます。

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作品名(出典表記):クワメ・ンクルマ科学技術大学工学部(School of Engineering, KNUST)

ジェームズ・キュービット・アンド・パートナーズ / 1956年 / 大学建築・クマシ

この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。

03

スコット邸(Scott House)

住宅・アクラ

縦のルーバーを使った住宅です。公共の学校と個人の住宅で、光を調整する方法を比べます。

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作品名(出典表記):スコット邸(Scott House)

ケネス・スコット / 1961年 / 住宅・アクラ

この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。

もう少し知る:背景と、つながり

どんな背景で生まれた?

植民地支配の下で進められた建築もあり、独立後には新しい国をつくる計画にも使われました。そのため、気候に合う工夫だけでなく、誰が計画し、誰が使ったかも重要です。地域の昔からの建て方が、十分に尊重されたとは限りません。

作品をよく見るための手がかり

色

外壁の白さだけで見分けません。太陽の位置で変わる影が、建物の表情と室内環境をつくります。

文字

建築の動向なので、共通の書体はありません。学校名や案内表示は、建物とは別に確かめます。

形・素材

ブリーズ・ソレイユとは、日差しを遮るひさしや格子のことです。ルーバーは、細長い板を間隔をあけて並べた仕組みです。

どこに、どう置く?

建物の向き、窓の位置、風の通り道を一緒に見ます。写真に写らない室内の暑さまで、外観だけで決めつけません。

ほかの表現との、つながり

ヤシの木がある近代建築を、すべてこう呼ぶわけではありません。また熱帯にも異なる気候があり、一つの建て方がどの場所でも役立つとは限りません。

いま、考えてみること

涼しさを機械だけに頼らず、建物の形で助けられるでしょうか。昔の工夫をいま使うときも、その土地の気候や使う人に合うか確かめることが大切です。

調べた資料

  1. ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 ↗
  2. ニューヨーク近代美術館(モマ) ↗

ガーナの3建築から入る構成です。南アジアなどへの広がりや、各地域の建築家の活動を網羅しません。

作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。