DESIGN LINEAGEデザイン表現史RESEARCH EDITION
PRIMARY SOURCES / WORKS

作品・制作の例4件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像1点。画像の収集は継続中です。

国立のデザイン教育機関

NID(エヌ・アイ・ディー)アーメダバード/インド国立デザイン大学

NID Ahmedabad

時期
1961年設立–/設立前の報告書1958年
地域
インド・アーメダバード

伝統の手仕事と、新しい産業をつなぐ。

手仕事を大切にしながら、新しい産業のための物をどうつくるのでしょう。NIDは、独立後のインドでその問いに取り組むために設けられたデザインの学校です。アーメダバードで1961年に設立されました。

実作品の画像は、まだ掲載していません。下の出典リンクから作品を確かめられます。参照図や説明図は、実作品の画像とは別に数えます。

作品・制作の例を見比べる。

01

インディア・レポート(The India Report)

設立に関わる報告書

学校設立へつながった報告書です。調べた生活と、デザイン教育の提案が結びつく例として読みます。

作品・資料の出典を見る ↗
作品・資料の記録を読む

作品名(出典表記):インディア・レポート(The India Report)

チャールズ・イームズ、レイ・イームズ / 1958年 / 設立に関わる報告書

学校の学生作品ではなく、設立前の提言です。

02

アーメダバード宣言(The Ahmedabad Declaration)

宣言・出版資料

多様な社会の必要にデザインがどう応えるかを示した資料です。出版物を通して考え方が共有される点に注目します。

作品・資料の出典を見る ↗
作品・資料の記録を読む

作品名(出典表記):アーメダバード宣言(The Ahmedabad Declaration)

NID(出版)/宣言の共同起草者は別途確認 / 1979年 / 宣言・出版資料

この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。

03

インディアン・テレフォン・インダストリー(ITI/アイ・ティー・アイ)のロゴ

ロゴ

デーヴァナーガリー文字と電話の形、英字を組み合わせたマークです。文字を読むことと、形から意味を知ることの両方を考えられます。

作品・資料の出典を見る ↗
作品・資料の記録を読む

作品名(出典表記):インディアン・テレフォン・インダストリー(ITI/アイ・ティー・アイ)のロゴ

S. M. シャー/NID / 1971年 / ロゴ

企業設立の1948年とロゴ制作の1971年を混同しません。

04

NID(エヌ・アイ・ディー)のロゴマーク

ロゴマーク

三角、円、半円に近い形から、学校名の頭文字を表しています。文字を読ませることと、形を覚えてもらうことの両方を考える例です。

作品・資料の出典を見る ↗
作品・資料の記録を読む

作品名(出典表記):NID(エヌ・アイ・ディー)のロゴマーク

アドリアン・フルティガー / 制作年未確認/掲載SVGは2018年作成 / ロゴマーク

資料は作者を確認できますが原デザイン年を示していません。2018年はSVG化した年で、原作品の制作年ではありません。

もう少し知る:背景と、つながり

どんな背景で生まれた?

設立に先立ち、チャールズとレイ・イームズはインド各地を訪ね、職人や研究者らの話を聞きました。1958年の『インディア・レポート』は、実際の経験と学びを結ぶことを提案しました。外国の学校をそのまま移すのではなく、インドの生活や産業に合う学びを探した点が大切です。

作品をよく見るための手がかり

色

学校を表す決まった作品の色はありません。印刷物や布では、使う人、材料、技法による違いを見ます。

文字

ITIのロゴでは、インドで使われるデーヴァナーガリー文字と英字が、電話を思わせる形と結びつきます。複数の言語を使う社会で、何を伝えるかが課題です。

形・素材

報告書、ロゴ、製品では、比べる形が異なります。学校そのものを一つの見た目として扱いません。

どこに、どう置く?

調査で知ったことが、試作品や説明へどうつながるかを追います。きれいな完成画像だけでなく、考える順序も見どころです。

ほかの表現との、つながり

NIDは教育機関です。ベンガル派のような絵画の流れや、インドの伝統工芸全体と同じ意味ではありません。

いま、考えてみること

昔から使われる物にも、長い工夫の積み重ねがあります。古いから捨てる、新しいからよいと決めず、誰にとって使いやすいかを考えてみましょう。

調べた資料

  1. インド国立デザイン大学(NID/エヌ・アイ・ディー) ↗
  2. NID(エヌ・アイ・ディー)出版部 ↗
  3. インド工科大学ボンベイ校 ディーソース ↗
  4. インド工科大学ボンベイ校 デザインセンター/ディーソース ↗
  5. ウィキメディア・コモンズ ↗

掲載ロゴは学校自身の識別のためのデザインです。学生の制作や授業の成果を代表する画像ではありません。教育の考え方を伝える資料と、社会向けのITIロゴを別に紹介しています。

作品・制作の例4件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像1点。画像の収集は継続中です。