DESIGN LINEAGEデザイン表現史RESEARCH EDITION
PRIMARY SOURCES / WORKS

作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。

スーダン美術をめぐる動向・後から用いられた呼称

ハルツーム派

Khartoum School

時期
1960年代を中心に/後の展開を含む
地域
スーダン・ハルツームを中心に

文字と絵の間に、新しい形を探す。

文字のようにも、人や植物のようにも見える線。ハルツーム派と呼ばれる作家たちは、アラビア文字や地域の文化を手がかりに、新しい絵画を探しました。決まった校舎をもつ一つの学校の名前ではありません。

実作品の画像は、まだ掲載していません。下の出典リンクから作品を確かめられます。参照図や説明図は、実作品の画像とは別に数えます。

作品・制作の例を見比べる。

01

ソネット17(Sonnet XVII)

絵画

文字を思わせる線を用いた作品です。言葉の形が絵画の構成へ変わるところに注目します。

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作品名(出典表記):ソネット17(Sonnet XVII)

アハメド・モハメド・シブライン / 1960年 / 絵画

この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。

02

最後の音(The Last Sound)

絵画

父の死を受けて制作された作品です。顔や月を思わせる形、土のような色が、祈りや別れと結びつきます。

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作品名(出典表記):最後の音(The Last Sound)

イブラヒム・エル=サラヒ / 1964年 / 絵画

この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。

03

避けられないもの(The Inevitable)

九面からなる紙にインク

九つの画面を組み合わせた大作です。細かな線と大きな構図を比較し、1960年代からの展開を追えます。

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作品名(出典表記):避けられないもの(The Inevitable)

イブラヒム・エル=サラヒ / 1984–1985年 / 九面からなる紙にインク

ハルツーム派の成立期の作品ではなく、作家の後年の展開を示す比較例です。

もう少し知る:背景と、つながり

どんな背景で生まれた?

呼び名は1960年代初めに使われるようになりました。しかし、作家自身がその呼び名に賛成しなかったり、後に離れたりもしています。イブラヒム・エル=サラヒやアハメド・モハメド・シブラインらの仕事を、一つの模様の集まりとして見るのは不十分です。

作品をよく見るための手がかり

色

エル=サラヒ《最後の音》では、土を思わせる色が使われます。作家や年代によって配色が変わることを忘れません。

文字

アラビア文字の線を手がかりにしても、すべてが読める文章とは限りません。書く動きと、絵の形の間を見ます。

形・素材

人の横顔、月、文字を思わせる形が、重なり合うことがあります。何に見えるかを、一つだけに決めない見方もできます。

どこに、どう置く?

後年の《避けられないもの》は、九つの画面が一つの大きな絵をつくります。小さな線の集まりと全体の広がりを見比べます。

ほかの表現との、つながり

ハルツーム派と、カマラ・イブラヒム・イシャグらの後年のクリスタリストの活動は、関連しながらも異なります。一国の美術を一つの派だけで説明しません。

いま、考えてみること

同じ線が、文字にも顔にも見えるとしたら。文字を読めるかどうかとは別に、線の強さや動きを楽しむ入口があります。

調べた資料

  1. シャルジャ美術財団 ↗
  2. ヴェネツィア・ビエンナーレ ↗
  3. シャルジャ美術財団 ↗
  4. ヴィゴ・ギャラリー(作家取扱画廊) ↗

選んだ作品と資料から入るための紹介です。全作家・全時期を網羅するものではありません。

作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。