DESIGN LINEAGEデザイン表現史RESEARCH EDITION
PRIMARY SOURCES / WORKS

本文試作・代表作の個別監査中 / 画像未収録 · 2026-10-30

情報を図で伝える方法・制作体制

アイソタイプ

Isotype

年代
1920年代成立/1930–1950年代以降に教育へ展開
地域
オーストリア:ウィーン/オランダ/イギリスへ展開

同じ絵を並べると、数が見えてくる。

数字がたくさん並ぶと、比べるのが難しいことがあります。

アイソタイプでは、同じ小さな絵を並べて、数の違いを伝えました。

何を一つの絵で表すか、どの順番で見せるかも考えています。

子どもの本では、科学や歴史を伝えるためにも使われました。

作品から、もっと知る。

作品の知名度や画像の入手しやすさだけで選びません。紹介したい作品と、調べて分かったことをまとめました。画像を載せられるかどうかは、別に確かめています。画像の利用許諾を確認できていないものは掲載していません。

数量を伝える図、公衆衛生の展示、児童書という3つの使い道から選びました。図表の数値や原版、児童書のページ番号など、対象を特定する情報には未確認の部分が残っています。代表画像はまだ取得していません。

01

作品の内容を説明する見出し

仕事についていない人の数を伝える図

原題:Unemployed — Gesellschaft und Wirtschaft, no. 87

同じ絵を並べて、数を比べる。

仕事についていない人の数を伝える図です。

一つの絵がどのくらいの人数を表すか、説明と一緒に読みます。

作品の所蔵元・解説ページで見る ↗
原作品:個別権利未確認 / 複製:未確認
商用利用:未確認・掲載不可 / 画像採用:保留
作品の記録と、詳しい説明

統計図表・アトラス

数を比べる図記号と、記号の意味を示す凡例(はんれい)を説明する候補です。出版した年と、統計で調べた年を分けて見ます。

Readingの研究資料の図11で作品を特定しています。元の図の数値・単位・画面は、まだ実際に見て確認していません。

02

作品の内容を説明する見出し

病気のようすを伝える記号と、その意味の説明

原題:Fighting Tuberculosis — 導入チャート(What the Symbols mean)

この印は、何を表している?

病気のようすを伝える記号と、その意味を説明するページです。

絵だけに任せず、言葉や専門家の知識も使って伝えています。

作品の所蔵元・解説ページで見る ↗
原作品:図1は論文のCC BY4.0対象外と明記 / 複製:論文にはUniversity of Reading許諾による掲載との表示。本図鑑への許諾ではない
商用利用:未許諾・掲載不可 / 画像採用:不採用(許諾未取得)
作品の記録と、詳しい説明

公衆衛生教育・巡回展示のチャート

導入部分で、病状を示す記号と、その意味の対応を説明する例です。絵だけで自然にわかるとは考えず、凡例(記号の意味の説明)、文章、専門家との共同作業に注目します。

Readingの研究論文の図1は、宣伝資料と導入チャートを組み合わせて掲載した図です。元の展示の全20枚や、原版そのものと同じではありません。歴史上の教育資料であり、現在の医療上の助言ではありません。

03

The first great inventions — 農村を変えた発明の見開き

農村の仕事を変えた発明。

道具や機械を動かす力を、何から得てきたかを比べるページです。

数だけでなく、道具や技術の変化も図で伝えています。

作品の所蔵元・解説ページで見る ↗
原作品:個別権利未確認 / 複製:未確認
商用利用:未確認・掲載不可 / 画像採用:保留
作品の記録と、詳しい説明

児童書・説明図

農村で使う動力源がどう変わったかを比べる見開きです。数だけでなく、技術の違いや関係も図で説明できることを示します。

University Special Collections所蔵です。見開きの正確なページ番号、各担当者の仕事の分担、画像の権利は確認が必要です。

もう少し知る:時代や、つくり方の話

どんな時代に、何をつくった?

アイソタイプは、統計や社会の仕組みを、図のくり返しや比較で伝える教育の方法です。説明する順番も大切にします。図記号の形だけでなく、何を選び、どの単位で、誰に伝えるかを考えて組み立てます。

取り組みは、ウィーンの社会経済博物館から始まりました。オットー・ノイラート、データを説明しやすい形へ組み立て直すマリー・ライデマイスター(後のノイラート)、図記号をつくるゲルト・アルンツらが協力して発展させました。移住後の教材や児童書では、数だけでなく、科学や歴史の仕組みも説明しました。

以下は観察のための問いです。すべての作品に共通する固定ルールや、未取得画像の実見結果ではありません。

COLOR

色と、使った材料

色が、情報の分類や対応関係をどう示すかを確かめます。特定の三原色を必ず使う、といった決まりにはしません。

TYPE

文字をどう見せる?

図は、見出し、凡例(はんれい、記号の意味を示す説明)、単位と一緒に読みます。「言葉がなくても誰にでも伝わる」とは限りません。

FORM

どんな形で、どうつくる?

数を示す図では、同じ単位の記号をくり返す方法に注目します。一つの記号がいくつを表しているのでしょう。飾りのアイコンや、記号を大きくして量を示す方法とは区別します。

COMPOSITION

どこに、どう置く?

並べた列や、比べている時点・対象の関係を見ます。児童書では、見開きの使い方と説明の順番も理解を助けます。数を記号でくり返すことだけが、方法のすべてではありません。

COMPARE

似ているところ、違うところ。

スイス・スタイルとは、情報の大切さの順番を伝える点で関心が重なることがあります。ただし、アイソタイプは統計や考え方を、わかる説明に組み立て直す方法です。フラットデザインと形が平面的に見えるだけで、同じものとは考えません。

項目を横に並べる ↗

READ TODAY

いまの情報を伝える図を読む

今のインフォグラフィック(情報を図で伝える表現)でも、アイコンの形より先に、単位、出典、選ばれた対象、比較の条件を確かめることが大切です。今のUI(操作画面)が似ていても、資料なしに直接の後継とは断定しません。

このページを書くときに使った資料です。作品の説明、画像を入手できたかどうか、画像を使う条件は、それぞれ別に確かめています。検索結果で読んだ情報と、元のページを開いて確かめた情報も、調査の記録で分けています。

  1. マリー・ノイラートの資料を集めたページ — University of Reading collections / original research
  2. 図記号をつくったアルンツの作品資料について — University of Reading collections / original research
  3. データを図の説明へ組み直す共同作業の研究 — University of Reading collections / original research
  4. 結核を伝える展示と、記号の説明についての研究 — University of Reading collections / original research
  5. 仕事についていない人の数を示す図と、統計の年 — University of Reading collections / original research
  6. 図記号に言葉や説明が必要なことについての研究 — University of Reading collections / original research
  7. 農村を変えた発明を伝える児童書のページについて — University of Reading / MERL

この項目の収録実画像:0点(図鑑全体:28点)。参照・関連実作品はこの項目0点(図鑑全体2点)。代表作品画像セットの数には含めません。