描法No.55-73(Ecriture No.55-73)
キャンバスに黒鉛・油彩
油絵の具の層へ鉛筆で角張った線を繰り返し引いた作品です。手の圧力や時間が画面をつくることを考えます。
作品・資料の出典を見る ↗作品・資料の記録を読む
作品名(出典表記):描法No.55-73(Ecriture No.55-73)
パク・ソボ(朴栖甫) / 1973年 / キャンバスに黒鉛・油彩
この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。
デザイン表現史RESEARCH EDITION作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。
絵画をめぐる動向
韓国の単色画
ほとんど同じ色に見える絵も、近づくと、こすった線や布の目が見えてきます。韓国の単色画は、色を少なくするだけの絵ではありません。描く、押す、繰り返すといった行為と、材料の変化を大切にした絵画の流れです。
実作品の画像は、まだ掲載していません。下の出典リンクから作品を確かめられます。参照図や説明図は、実作品の画像とは別に数えます。
キャンバスに黒鉛・油彩
油絵の具の層へ鉛筆で角張った線を繰り返し引いた作品です。手の圧力や時間が画面をつくることを考えます。
作品・資料の出典を見る ↗作品名(出典表記):描法No.55-73(Ecriture No.55-73)
パク・ソボ(朴栖甫) / 1973年 / キャンバスに黒鉛・油彩
この作品一つで、すべての活動を代表するわけではありません。
麻布に油彩
粗い麻布の裏から白い絵の具を押し出した作品です。布を立てたときに流れた跡も残り、重さと制作の手順が画面に表れます。
作品・資料の出典を見る ↗作品名(出典表記):接合74-26(Conjunction 74-26)
ハ・ジョンヒョン(河鍾賢) / 1974年 / 麻布に油彩
ニューヨーク近代美術館所蔵494.2015、108.9×222.9cmの個体。
キャンバスに油彩
茶色と深い青を用いる作品です。単色画を「白い絵」とだけ覚えず、色と材料の幅を知る比較になります。
作品・資料の出典を見る ↗作品名(出典表記):バーントアンバーとウルトラマリン(Burnt Umber & Ultramarine)
ユン・ヒョングン(尹亨根) / 1973年 / キャンバスに油彩
公式作家サイトに記載された100×181.5cm、MMCA所蔵個体を対象にします。
画家によって方法は違います。パク・ソボは絵の具の上に鉛筆で繰り返し線を引き、ハ・ジョンヒョンは麻布の裏から絵の具を押し出しました。同じように静かに見える表面でも、できるまでの動作は大きく異なります。
白だけに限りません。ユン・ヒョングンは、茶色と深い青を用いた作品を制作しました。色数より、重なりやしみ込み方を見ます。
「エクリチュール」は書くことに関わる語ですが、作品を読める文章や特定の書体として扱いません。
線の反復、布のすき間から出た絵の具、にじんだ境目を比べます。表面に制作の手順が残っています。
画面いっぱいの跡と、何も描かない空きの関係に注目します。全体と細部を行き来して見ましょう。
西洋の単色絵画と色数だけで同じにしません。李禹煥を通じてもの派とも接点がありますが、韓国の単色画ともの派は同義ではありません。
同じ動きを何度もすると、本当に毎回同じ跡になるのでしょうか。繰り返しの中の小さな違いに気づくと、単純に見えた画面が豊かになります。
選んだ作品と資料から入るための紹介です。全作家・全時期を網羅するものではありません。
作品・制作の例3件を紹介しています。実作品画像0点、参照・関連画像0点。画像の収集は継続中です。