DESIGN LINEAGEデザイン表現史RESEARCH EDITION
PRIMARY SOURCES / WORKS

本文試作・代表作の個別監査中 / 画像未収録 · 2026-10-30

歴史的なアーティスト集団

アフリコブラ

AfriCOBRA

年代
1968年結成/主な検討作例:1968年頃–1980年
地域
米国:シカゴを起点とする。アフリカへの関心と、活動地域・作品の主題は分ける。

自分たちの暮らしを、自分たちの色で。

アフリコブラは、黒人の人々の暮らしや考えを、自分たちで表そうとした集まりです。

絵や版画だけでなく、服もつくりました。

明るい色や文字を使い、地域の人たちへ届けようとしました。

ただし、みんなが同じ決まりでつくったわけではありません。

ことばの意味を知る
版画
板などにつくった形を、紙に写してつくる絵。

作品から、もっと知る。

作品の知名度や画像の入手しやすさだけで選びません。紹介したい作品と、調べて分かったことをまとめました。画像を載せられるかどうかは、別に確かめています。画像の利用許諾を確認できていないものは掲載していません。

版画、段ボールを使った作品、衣服の3候補です。集団の全員や、長い期間の展開をすべて代表するものではありません。《Unite》の版や画像ごとの利用許可、実画像・実物の観察は、まだ確認が終わっていません。口頭で語られた考え方が、そのまますべての作品の見た目に表れているとは断定しません。

01

作品の内容を説明する見出し

地域の人々に協力を呼びかける作品

原題:Unite

人々に、一緒に働こうと呼びかける。

地域の人々に向けた作品です。

協力することを呼びかけ、自分たちの文化を前向きに表しています。

作品の所蔵元・解説ページで見る ↗
原作品:未確認 / 複製:個別写真・複製の商用許諾未確認
商用利用:未確認・掲載不可 / 画像採用:未採用
作品の記録と、詳しい説明

紙作品・共同体への呼びかけ

協力して働く人々への呼びかけと、人々が自分たちを表す方法を考えるために選びます。所蔵機関は、地域の人々に向けた、肯定的でその文化に結びつく表現として説明しています。

NMAAHC 2008.13。紙にインクを使い、画面は57.2 × 76.2 cmです。ほかの署名者を、共同制作者とはみなしません。版や、この印刷された一枚については追加確認中です。所蔵記録の検索結果で本文を確認しましたが、作品ページ全体の確認はまだ終わっていません。印刷技法や版の細部を推測で補いません。

02

作品の内容を説明する見出し

段ボールのでこぼこを使った作品

原題:Victory in Zimbabwe

段ボールの、波のような形も使う。

段ボールを切り、色を付けてつくった作品です。

表面の波のようなでこぼこも隠さず使っています。

絵の具の色だけでなく、土台にも注目したい作品です。

作品の所蔵元・解説ページで見る ↗
原作品:©2018 Estate of Jeff Donaldson / 複製:個別写真・複製の商用許諾未確認
商用利用:未確認・掲載不可 / 画像採用:未採用
作品の記録と、詳しい説明

段ボールと混合媒体

SAAMは、対称的な配置、リズム、アフリカに関わる図像を説明しています。段ボールの畝(うね、波状の凹凸)を露出させ、切って色をつける方法にも注目です。色だけでなく、作品の土台そのものの加工を見るために選びます。

SAAM 2019.1。段ボールに複数の材料を使い、シートは41 × 45 inです。題材は1980年のジンバブエ独立です。ただし、題名の地名が作者の活動地域を示すとは考えません。

03

作品の内容を説明する見出し

家族や文化を明るい色で表した服

原題:Ebony Family

家族を表す、着られる作品。

黒人の家族や文化を、明るい色で表した服です。

展示するだけでなく、日常で着ることにもつながっています。

作品の所蔵元・解説ページで見る ↗
原作品:©artist or artist’s estate / 複製:個別写真・複製の商用許諾未確認
商用利用:未確認・掲載不可 / 画像採用:未採用
作品の記録と、詳しい説明

衣服・ベルベットのコラージュ

家族を肯定的に表すことが、一点ものの衣服や、日常で着ることにつながる例です。Brooklyn Museumは、鮮やかな色と、黒人の家族や文化をたたえる意図を説明しています。

Brooklyn Museum 2012.80.15。ベルベットのドレスにベルベットの切り貼りを加えた作品で、97.8 × 96.5 × 1.3 cmです。《Urban Wall Suit》《Revolutionary Suit》とは別の作品です。

もう少し知る:時代や、つくり方の話

どんな時代に、何をつくった?

AfriCOBRAは、黒人の暮らしや、自分たちを自分たちで表す方法を探った集団です。地域の人々へ届く表現を目指しました。Black Arts Movement(黒人芸術運動)と関わりますが、その運動全体や、アフリカ系の文化すべてを指す名前ではありません。

1968年に、最初はCOBRAという名前で結成されました。共通の考え方を話し合いながら、版画、絵画、複数の材料を組み合わせた作品、衣服などで、それぞれの表現を進めました。Wadsworth Jarrellは2010年の聞き取りで、全員がすべての原則を使う必要はなかったと説明しています。後から語られた証言と、作品が作られた当時の記録を分けて読みます。

以下は観察のための問いです。すべての作品に共通する固定ルールや、未取得画像の実見結果ではありません。

COLOR

色と、使った材料

作家たちは、鮮やかな色をCoolade colorsと呼びました。ただし、決められた色見本のセットではありません。色の集まりが人物、文字、模様をどうつないでいるかを、作品ごとに確かめます。

TYPE

文字をどう見せる?

文字や人々への呼びかけが、説明文として添えられるだけでなく、作品の形の中に組み込まれているかを見ます。すべての作品に同じ書体や文字がある必要はありません。

FORM

どんな形で、どうつくる?

Wadsworthの聞き取りでは、背景と形の境目を開く考え方や、現実の姿と抽象的な形の中間への関心が語られます。段ボールの畝(うね、波状に続く凹凸)やベルベットの布片など、材料ならではの形にも注目します。

COMPOSITION

どこに、どう置く?

「自由な対称性」や「リズム」という考えを、単純な左右対称の決まりには置き換えません。描かれた像、材料、文字を見ながら、誰に何を伝えようとする作品かを考えます。

COMPARE

似ているところ、違うところ。

ヌスカ派とは、地域の表現を現代に組み直す点で比較できます。ただし、場所、制度、歴史は異なります。メキシコ壁画運動とも、人々への働きかけを比べられます。同じ運動だったり、直接受け継がれたりしたとは考えません。

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READ TODAY

誰が、何で表し、どう使ったか

今の表現を考えるときも、鮮やかな色だけを借りるのではなく、誰が自分たちを表し、どこで作品を共有するかを見ます。Jae Jarrellの衣服は、美術館に置かれる物であるだけでなく、本人が日常に着る表現でもあったと説明されています。

このページを書くときに使った資料です。作品の説明、画像を入手できたかどうか、画像を使う条件は、それぞれ別に確かめています。検索結果で読んだ情報と、元のページを開いて確かめた情報も、調査の記録で分けています。

  1. アフリコブラができたころの歴史 — Smithsonian / Archives of American Art
  2. 色や線の工夫について、作家に聞いた話 — Smithsonian / Archives of American Art
  3. 展覧会に向けた主張の文章の草案 — Smithsonian / Archives of American Art
  4. 協力を呼びかける作品《Unite》の記録 — Smithsonian / National Museum of African American History and Culture
  5. 段ボールを使った作品《Victory in Zimbabwe》の記録 — Smithsonian American Art Museum
  6. 服をつくって伝えることについて、作家に聞いた話 — Smithsonian / Archives of American Art
  7. 家族を表した服《Ebony Family》の記録 — Brooklyn Museum

この項目の収録実画像:0点(図鑑全体:28点)。参照・関連実作品はこの項目0点(図鑑全体2点)。代表作品画像セットの数には含めません。