北欧の朝に、リズムだけ少し南風。
Anita Strandellの「Morgonen efter」は、1984年の『Sånger i skärt och svart』から。題名は「翌朝」。スウェーデン語のポップスとボサの感覚が近づく一曲として、MIXの流れの中から原盤へ戻ってみたくなる。
- 発売年
- 1984年
- 国・活動圏
- スウェーデン
- 参照盤の発売国
- スウェーデン
- ジャンルの手がかり
- Swedish Pop / Bossa
- 参照したレコード
- Sånger i skärt och svart / RCA Victor PL 70586
- 制作・録音年
- 未確認
1984年盤を採用。2012年Diana Nunezらとの再録とクレジットを混同しない。
ElectraからGlenStudioへ
スウェーデンの音楽資料Musikonは、アルバムの録音をStudio Electra、ミックスをGlenStudioと記録する。南を思わせるリズムでも、制作の現場は北欧のスタジオにある。国名をそのまま音の印象へ置き換えるより、地元のスタッフが異なる音楽の語彙をどう使うかに注目したい。北欧ポップの棚とボサの棚を、こういう一曲が静かにつないでいる。 [1] [3]
声の後ろにいる人たち
アルバムの主要奏者として、ピアノとシンセのRobert Malmberg、ギターのLasse Jonsson、ベースのTeddy Walter、ドラムのRoger Palmが記録される。盤全体の参加者であり、全員をこの曲の演奏者と決めつけることはできない。それでも歌い手だけでなく、鍵盤、ギター、リズムという制作の土台を知ると、聴くときに目を向ける場所が増える。 [1]
翌朝を、一枚の時間の中で
本曲はアルバム二曲目。曲目には地中海の公園、浜辺、七月の水曜日を思わせる題名もあり、日常の場面が並ぶ。同年にはシングルでも出され、裏面の「När du tar på mig」もアルバムの一曲。まず歌の発音とリズムの関係を追い、次に前後の曲へ進んでみよう。異国の香りだけを摘む聴き方から、一枚の中で暮らす歌として楽しむ聴き方へ変わるはずだ。 [1] [2]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Musikon:アルバムの制作情報 ↗
1984年、スタジオ、主要奏者、曲順
- Popfakta:RCA作品目録 ↗
1984年LPとシングル
- Coconuts Disk:原盤紹介 ↗
ジャズ・ラテンとしての国内紹介
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。