# Everybody C'mon

<!-- ARTICLE_METADATA -->
正規URL: https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/tracks/ugly-duckling-everybody-c-mon.html

著者: [DJ Naoyaman](https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/editor.html)

記事公開日: 2026-10-17

記事更新日: 2026-10-22T16:44:47+09:00（記事データのGit改訂記録）

解説確認日: 2026-10-17
<!-- /ARTICLE_METADATA -->

Ugly Duckling / 1999 / Long Beach

## 四日間で録った、最初のEP。

Young Einsteinはrap.deの取材で、「Everybody C’mon」を収めたEP『Fresh Mode』を四日間で録音したと話している。ほとんど予算がなく、スタジオの時間を急いで使う必要があったという。これは本曲だけに四日かけたという意味ではない。のちの『Journey to Anywhere』では、ツアーを挟みながら約九か月作業できたと振り返り、二つの作品を分ける制作条件の違いを示している。

参考資料：[rap\.de — Young EinsteinとDizzy Dustinの制作談](<https://rap.de/c37-interview/5716-ugly-duckling-2/>)

「Everybody C’mon」は、Ugly DucklingのデビューEP『Fresh Mode』に収められた一曲。公式配信が示す発表日は1999年4月20日で、8曲中の5曲目に置かれている。直前はDJの名前を掲げた「Einstein’s Takin’ Off」、直後は「Do You Know What I’m Sayin’」。一曲の名前だけでなく、この並びを見ることでも、MCとDJを別々の付属物にしないグループの考え方へ入っていける。

参考資料：[Ugly Duckling — 「Everybody C’mon」公式音源](<https://uglyduckling.bandcamp.com/track/everybody-cmon>) / [Ugly Duckling — 『Fresh Mode』曲順・発売日](<https://uglyduckling.bandcamp.com/album/fresh-mode>)

1993年に結成された三人組は、MCのAndy Cooper、Dizzy Dustin、DJのYoung Einsteinからなる。1999年のOC Weeklyの取材でDustinは、ロングビーチで広く知られていたギャングスタ・ラップの流れに自分たちは属していなかったと説明し、それが「みにくいアヒルの子」という名前にもつながったと話す。地元を離れて別の土地を演じるのではなく、同じ街にいる自分たちの違いを、グループ名に引き受けていた。

参考資料：[OC Weekly — デビュー当時のUgly Ducklingへの取材（1999年）](<https://www.ocweekly.com/fresher-mode-6395450/>)

一方で「クラシックなヒップホップ」という美学を、余裕のある懐古趣味だと思うのも違う。Young Einsteinは後年のrap.deの取材で、『Fresh Mode』の録音は予算が乏しく、4日間で進めたと振り返っている。ここにあるのは、昔の様式への愛着と、限られた条件で曲をまとめる現実の仕事だ。「Everybody C’mon」を入口にEP全体へ進むと、短い作品に自分たちの役割を集めて届けようとした初期の姿が見えてくる。

参考資料：[rap\.de — Young EinsteinとDizzy Dustinの制作談](<https://rap.de/c37-interview/5716-ugly-duckling-2/>)

## 制作背景

### EP内の位置

1999年の『Fresh Mode』の5曲目。公式配信の長さは3分19秒で、「Einstein’s Takin’ Off」と「Do You Know What I’m Sayin’」の間に置かれている。

<!-- SOURCE_REFERENCES -->
参考資料: [Ugly Duckling — 「Everybody C’mon」公式音源](https://uglyduckling.bandcamp.com/track/everybody-cmon) / [Ugly Duckling — 『Fresh Mode』曲順・発売日](https://uglyduckling.bandcamp.com/album/fresh-mode)
<!-- /SOURCE_REFERENCES -->

### 限られた時間での録音

Young Einsteinはrap.deの取材で、『Fresh Mode』の録音を、乏しい予算の中で4日間で行ったと振り返っている。

<!-- SOURCE_REFERENCES -->
参考資料: [rap.de — Young EinsteinとDizzy Dustinの制作談](https://rap.de/c37-interview/5716-ugly-duckling-2/)
<!-- /SOURCE_REFERENCES -->

## サンプル元



## 出典

- [Ugly Duckling — 「Everybody C’mon」公式音源](https://uglyduckling.bandcamp.com/track/everybody-cmon)
- [Ugly Duckling — 『Fresh Mode』曲順・発売日](https://uglyduckling.bandcamp.com/album/fresh-mode)
- [Wikipedia — 『Fresh Mode』の補助的な作品情報](https://en.wikipedia.org/wiki/Fresh_Mode)
- [OC Weekly — デビュー当時のUgly Ducklingへの取材（1999年）](https://www.ocweekly.com/fresher-mode-6395450/)
- [rap.de — Young EinsteinとDizzy Dustinの制作談](https://rap.de/c37-interview/5716-ugly-duckling-2/)
- [Ugly Duckling — 初期デモ集『Down the Road』](https://uglyduckling.bandcamp.com/album/down-the-road)
- [Ugly Duckling — 「Everybody C’mon」公式ミュージックビデオ](https://www.youtube.com/watch?v=h7RnQt2eXHE)

## レコードを探すDJが、グループの骨格を作る

OC Weeklyの取材では、Andy Cooperが当時の制作を、実際のレコードから取ったサンプルとドラム・ループによるものとして説明している。Young Einsteinは友人の親のコレクションや街の店を探していた。つまりDJは完成した曲の上にスクラッチを足すだけの人ではなく、何を音楽の材料にするかを選ぶ段階から、三人の表現を支えていた。

rap.deの取材でも、Einsteinは新たなレコードから何年も先まで使える発想を得られると語り、Dustinはツアー先の小さな街でも彼が必ずレコード店を探すと証言する。ここで掘れるのは「Everybody C’mon」の未確認のサンプル名ではなく、制作を持続させた生活の習慣だ。『Fresh Mode』でDJ名を冠した曲と本曲が隣り合う配置も、その習慣をグループの表舞台に置くものとして読み直せる。

参考資料: [OC Weekly — デビュー当時のUgly Ducklingへの取材（1999年）](<https://www.ocweekly.com/fresher-mode-6395450/>)

## デビュー盤の前にあるデモ、その後に続く小さな現場

『Fresh Mode』がデビューEPであっても、三人の録音活動がそこで始まったわけではない。公式Bandcampに残る『Down the Road』は、グループが出発点と位置づけるデモ作品で、1995年の日付を持つ。「Journey To Anywhere」などの曲名を辿れるため、後の作品から遡る道筋も作れる。デビューという一つの節目の前に、曲を作り続けていた時間がある。

1999年のOC Weeklyは、『Fresh Mode』発売時の満員のTroubadour公演と、その後の小規模なTiki Bar公演の両方を取材している。Einsteinは、わずかな観客でも良いライヴだったと誰かに話してくれれば意味があると考えていた。大きな流通と小さな現場は、どちらか一方に切り替わるものではない。「Everybody C’mon」を含むEPを届ける作業には、目の前の人を一人ずつ味方にする時間も含まれていた。

参考資料: [Ugly Duckling — 初期デモ集『Down the Road』](<https://uglyduckling.bandcamp.com/album/down-the-road>)
