# Lone Catalysts (Instrumental)

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正規URL: https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/tracks/lone-catalysts-lone-catalysts-instrumental.html

著者: [DJ Naoyaman](https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/editor.html)

記事公開日: 2026-10-17

記事更新日: 2026-10-22T16:44:47+09:00（記事データのGit改訂記録）

解説確認日: 2026-10-17
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Lone Catalysts / 1999 / Ohio / Pennsylvania

## 二人を会わせた友人が、レーベル名になった。

J. Rawlsは2000年のSoulman取材で、J. Sandsを紹介してくれた友人Bukaにちなんでレーベル名を付けたと説明している。二人は同じ大学へ通っていたのに、実際に出会ったのはColumbusだったという。このインストを収めた盤のB.U.K.A.という表記は、会社名であると同時に二人の出会いの記録でもある。これはインスト版の個別録音談ではなく、送り出したレーベルの背景だ。

参考資料：[World of Beats — J\. Rawlsの制作とB\.U\.K\.A\.（2000年、転載）](<https://www.hugi.is/hiphop/greinar/28556/lone-catalysts-j-rawls-vidtal/>)

グループ名をそのまま曲名にした「Lone Catalysts」を、ラップを外した版から捉え直す。J. Rawlsは2003年のインタビューで、Lone Catalystsでは自分がビートを、J. Sandsがライムを担うと説明している。ただし、その基本的な分業と、このインスト版の個別制作クレジットは別の話だ。ここで確かめたいのは、MCと制作者の二人組が、ラップを外した状態でも自分たちの名前を掲げているという作品のあり方である。

参考資料：[Todd E\. Jones — J\. Rawls本人へのインタビュー（2003年）](<https://www.oocities.org/hiphopinterview/jrawls.html>)

1999年のB.U.K.A.盤『Due Process / Let It Soak』の収録表には、B面に「Lone Catalysts (Instrumental)」が並ぶ。一方、現在の公式配信では『Hip Hop (Instrumentals)』の14曲目として4分27秒の版に辿り着く。配信の2001年という作品日付や2025年の権利表記は、12インチの発表時期とは区別したい。タイトルと長さが重なっても、それだけで両者を同一マスターと決めることはできない。

参考資料：[Eclectico Records — 1999年12インチの収録表](<https://eclecticorecords.com.au/products/lone-catalysts-due-process-let-it-soak-12-very-good-plus-vg>) / [Apple Music — インストゥルメンタル版の公式配信](<https://music.apple.com/jp/song/1822208715>) / [Apple Music — 『Hip Hop \(Instrumentals\)』収録曲と権利表記](<https://music.apple.com/us/album/hip-hop-instrumentals/1822208503>)

歌入りの「Lone Catalysts」は、公式Bandcampではアルバム『Hip Hop』の一曲として残されている。インストを単なる欠落版と見るのではなく、同じ曲名の下で注目する対象が変わる、と考えると面白い。言葉を追う代わりに反復や区切りへ耳を向け、その後でヴォーカル版へ戻る。グループの輪郭を、ラップの有無という両側から探るための一曲だ。

参考資料：[B\.U\.K\.A\. — ヴォーカル版「Lone Catalysts」](<https://lonecatalysts.bandcamp.com/track/lone-catalysts-2>)

## 制作背景

### 12インチと現在の配信

1999年盤BDS-823にはB3として4分27秒の「Lone Catalysts (Instrumental)」を収録。現行『Hip Hop (Instrumentals)』の14曲目も4分27秒だが、タイトルと時間の一致だけでは同一マスターと断定できない。

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参考資料: [Eclectico Records — 1999年12インチの収録表](https://eclecticorecords.com.au/products/lone-catalysts-due-process-let-it-soak-12-very-good-plus-vg) / [Apple Music — インストゥルメンタル版の公式配信](https://music.apple.com/jp/song/1822208715) / [Apple Music — 『Hip Hop (Instrumentals)』収録曲と権利表記](https://music.apple.com/us/album/hip-hop-instrumentals/1822208503)
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### 個別クレジットとグループ内の役割

J. Rawlsは本人インタビューで、Lone Catalystsでは自分がビート、J. Sandsがライムを担うと説明している。本インスト版の個別プロデューサー表記については、確認できる一次資料がない。

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参考資料: [Todd E. Jones — J. Rawls本人へのインタビュー（2003年）](https://www.oocities.org/hiphopinterview/jrawls.html) / [Apple Music — インストゥルメンタル版の公式配信](https://music.apple.com/jp/song/1822208715)
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## サンプル元



## 出典

- [Eclectico Records — 1999年12インチの収録表](https://eclecticorecords.com.au/products/lone-catalysts-due-process-let-it-soak-12-very-good-plus-vg)
- [Apple Music — インストゥルメンタル版の公式配信](https://music.apple.com/jp/song/1822208715)
- [B.U.K.A. — ヴォーカル版「Lone Catalysts」](https://lonecatalysts.bandcamp.com/track/lone-catalysts-2)
- [Todd E. Jones — J. Rawls本人へのインタビュー（2003年）](https://www.oocities.org/hiphopinterview/jrawls.html)
- [World of Beats — J. Rawlsの制作とB.U.K.A.（2000年、転載）](https://www.hugi.is/hiphop/greinar/28556/lone-catalysts-j-rawls-vidtal/)
- [Apple Music — 『Hip Hop (Instrumentals)』収録曲と権利表記](https://music.apple.com/us/album/hip-hop-instrumentals/1822208503)

## 地方からレコードを出すためのB.U.K.A.

2000年のWorld of Beatsの取材で、Rawlsは共通の友人Bukaを通じてSandsと出会ったと話している。二人はともにシンシナティ大学に通っていたが、実際に知り合ったのはコロンバスだったという。離れた都市での活動をメールでつなぐという説明もあり、Lone Catalystsは単に地名を共有するグループではなく、距離を越えて仕事を組み立てる二人組だった。

B.U.K.A.を始めた目的には、自分たちの作品を出すことに加え、中西部の仲間の才能を外へ届けることがあった。Rawlsは「Due Process」の段階でSeven HeadsのWes Jacksonへ連絡したとも回想する。この12インチの裏側にセルフタイトルのインストが置かれていることは、曲の制作と、作品を人に届ける仕組みが一緒に育っていた時期を考える手がかりになる。

参考資料: [World of Beats — J\. Rawlsの制作とB\.U\.K\.A\.（2000年、転載）](<https://www.hugi.is/hiphop/greinar/28556/lone-catalysts-j-rawls-vidtal/>)

## インストは、歴史へ向かう入口にもなる

Rawlsが後に取り組んだ『Histories Greatest Battles, Campaigns & Topics』は、歴史的な出来事やテーマを曲名に託した、インスト中心の作品だった。2003年の取材では、教師でもある彼が調べものをしながら題名を考えたことを説明している。ラップで筋道を語らなくても、タイトルが聴き手の想像や調査を動かす。その発想は、ビートを背景音楽に閉じ込めない。

もちろん、「Lone Catalysts (Instrumental)」に同じ歴史主題があるという意味ではない。ここで比較したいのは、ラップが前面に出ない曲で、名前がどれほど大きな役割を持つかだ。一方は歴史の場面を指し、もう一方は二人組そのものを指す。Rawlsの後年のインスト作品へ進んでから戻ると、このセルフタイトルを単なる歌入り版の付属物ではなく、音で名乗る方法として考えられる。

参考資料: [Todd E\. Jones — J\. Rawls本人へのインタビュー（2003年）](<https://www.oocities.org/hiphopinterview/jrawls.html>)
