# Improvise

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正規URL: https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/tracks/jurassic-5-improvise.html

著者: [DJ Naoyaman](https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/editor.html)

記事公開日: 2026-10-18

記事更新日: 2026-10-22T16:57:57+09:00（記事データのGit改訂記録）

解説確認日: 2026-10-18
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Jurassic 5 / 1998 / West Coast

## サウンドチェックで、四人を一つに戻す曲。

「Improvise」は、Jurassic 5の録音が海を渡って広がっていく時期を映している。確認できる1998年の拡張版セルフタイトル・アルバムでは九曲目に入り、1999年にはInterscopeからシングルとしても展開された。最初のEPと、曲数を増やしたアルバム、さらに後の作品での再収録を一つに潰してしまうと、その道筋が見えない。ロサンゼルスのグループの曲が、異なる地域とパッケージを通って繰り返し入口を得たことまで含めて、この一曲の来歴と考えたい。

参考資料：[Jurassic 5 — Spotify release page \/ PIAS](<https://open.spotify.com/album/6dJBUj0sSYYwZq38LSAF4F>) / [Jurassic\-5 interview\/profile — CMJ June 26\, 2000](<https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/CMJ/2000/CMJ-2000-06-26.pdf>) / [Improvise — original 1999 single archived at Rap Music Guide](<https://www.rapmusicguide.com/cd/9525/jurassic-5-improvise>)

四人がそろうことは、個性を消して一色に塗ることではない。Chali 2naは当時のインタビューで、Unity Committee側の構成や技術への関心と、Rebels of Rhythm側のメロディックな感覚が合わさって、Jurassic 5の音になったと説明している。昔のスタイルをそのまま再演するより、その時代の倫理を引き継ぎたかったという発言も重要だ。「Improvise」の集団性を考えるときにも、懐かしさの記号だけでなく、相手の言葉が入る余地を作りながら曲を完成させる方法へ耳を向けたい。

参考資料：[Jurassic\-5 interview\/profile — CMJ June 26\, 2000](<https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/CMJ/2000/CMJ-2000-06-26.pdf>)

2000年のMiami New Times評は、この曲の単純なギター素材と、次のMCへ進むたびに動きを感じさせるドラムに注目していた。長い独演を人数分並べるだけなら、グループの曲は容易に区切れ過ぎてしまう。ところが伴奏にも受け渡しを感じさせる働きがある、とその評から読み取れる。ラップの交代とビートの変化を別々に追うのでなく、同じ流れを押し出す二つの力として考えること。技巧の数を数えるより、誰かが次の人のために勢いを残していく、その運動を捉えるほうが曲の面白さに近づける。

参考資料：[Jurassic 5 — Miami New Times review\, July 6\, 2000](<https://www.miaminewtimes.com/music/jurassic-5-6355591/>)

Brian Colemanの取材でNu-Markは、「Improvise」をサウンドチェックで使い、メンバーの調子を合わせていると話す。制作時にはCut Chemistと同じ音を作るのではなく、自分の役割を探していたという。EPをアルバムへ広げるために作った曲が、後にはグループ全体を整える基準になった。これはNu-Markの回想であり、今回の実聴による評価ではない。

参考資料：[Brian Coleman — Jurassic 5 Quality Control \/ Nu\-Mark証言](<https://medium.com/cuepoint/check-the-technique-jurassic-5-s-quality-control-f6933702c2dd>)

## 制作背景

### 曲別の制作表記

現在の正規配信はプロデューサーをDJ Nu-Markと記す。

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参考資料: [Improvise — Jurassic 5 Topic / Symphonic Distribution](https://www.youtube.com/watch?v=GtUTkoaPxlc)
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## サンプル元

Quincy Jones — The Hot Rock

SEGA『Jet Grind Radio』公式説明書の音楽クレジットに、本曲での使用を記載。

## 出典

- [Jurassic 5 — Spotify release page / PIAS](https://open.spotify.com/album/6dJBUj0sSYYwZq38LSAF4F)
- [Improvise — Apple Music / J5 Deluxe Edition](https://music.apple.com/us/song/improvise/1777704242)
- [Jurassic-5 interview/profile — CMJ June 26, 2000](https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/CMJ/2000/CMJ-2000-06-26.pdf)
- [Jurassic 5 — Miami New Times review, July 6, 2000](https://www.miaminewtimes.com/music/jurassic-5-6355591/)
- [Jet Grind Radio original SEGA Dreamcast manual, printed page 31](https://www.digitpress.com/library/manuals/dreamcast/jet_grind_radio.pdf)
- [The Story of Freestyle Fellowship’s To Whom It May Concern — Bandcamp Daily](https://daily.bandcamp.com/features/freestyle-fellowship-to-whom-it-may-concern-interview)
- [Improvise — original 1999 single archived at Rap Music Guide](https://www.rapmusicguide.com/cd/9525/jurassic-5-improvise)
- [Improvise — Jurassic 5 Topic / Symphonic Distribution](https://www.youtube.com/watch?v=GtUTkoaPxlc)
- [Brian Coleman — Jurassic 5 Quality Control / Nu-Mark証言](https://medium.com/cuepoint/check-the-technique-jurassic-5-s-quality-control-f6933702c2dd)

## ゲームのクレジットに残る音の出自

この曲のサンプルをたどるとき、ファンの一覧とは別に確かな手掛かりになるのが、SEGA『Jet Grind Radio』の説明書だ。音楽欄はJurassic 5の演奏をInterscope経由で使用したと明記し、さらにQuincy Jones「The Hot Rock」が「Improvise」にサンプリングされたことも記している。ゲームへの採用は曲を別の聴衆へ運ぶだけでなく、音源と著作権の来歴を別媒体に保存することにもなる。断片の出自を、耳の類似だけでなく、実際のライセンス表記から確かめられる好例だ。

参考資料: [Jet Grind Radio original SEGA Dreamcast manual\, printed page 31](<https://www.digitpress.com/library/manuals/dreamcast/jet_grind_radio.pdf>)

## 誰かが盤を作ったから、自分たちも作れた

Cut Chemistは、Freestyle Fellowshipの仲間が自力でレコードを出した姿を見て、Jurassic 5でも自主盤を作ろうと思ったと振り返っている。巨大な業界の力が必要だと考えていたものが、五百枚をプレスする具体的な行動へ変わったのだという。これは「Improvise」そのものの録音秘話ではなく、その前段にある制作環境の話だ。しかし、他人の実践から方法を学び、許可を待たずに作品の出口を作るという背景を知ると、完成した音だけでなく、それを流通させる想像力もグループの創造性の一部だったと分かる。

参考資料: [The Story of Freestyle Fellowship’s To Whom It May Concern — Bandcamp Daily](<https://daily.bandcamp.com/features/freestyle-fellowship-to-whom-it-may-concern-interview>)
