# Bizm

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正規URL: https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/tracks/finsta-bundy-bizm.html

著者: [DJ Naoyaman](https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/editor.html)

記事公開日: 2026-10-18

記事更新日: 2026-10-22T17:04:41+09:00（記事データのGit改訂記録）

解説確認日: 2026-10-18
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Finsta Bundy / 1998 / East Coast

## ターンテーブルの後ろから、もう一人のMCが現れた。

「Bizm」は、1998年の「Boogie Spirit」と組になった12インチの裏面にある。後年の配信で出会うと2020年の曲に見えるが、それは90s Tapesが散在していたシングルをまとめた年だ。一枚のアルバムだけでキャリアをたどれないFinsta Bundyを、盤の表と裏から読み直す入口になる。

参考資料：[90s Tapes — 101\: The High](<https://90stapes.bandcamp.com/album/101-the-high>) / [VINYL CHAMBER — Boogie Spirit \/ Bizm 現物盤資料](<https://vinylchamber.com/products/finsta-bundy-boogie-spirit-bizm>) / [Between Music Store — FB 001](<https://www.betweenmusicstore.jp/product/149>)

この曲をDa Beatminerz周辺という大きな括りだけで済ませないことも大切だ。正規配信は制作をRichard Nurseと記し、現物盤の販売資料は「Boogie Spirit」をEvil Dee、「Bizm」をRich Blakと区別する。ここでは確実な公式表記を採用し、別名義の同一人物認定は保留する。隣り合う二曲にも、それぞれの作り手がいる。

参考資料：[90’s Tapes \/ HHV — Bizm 正規音源・制作クレジット](<https://www.youtube.com/watch?v=GMa2I50QDIM>) / [VINYL CHAMBER — Boogie Spirit \/ Bizm 現物盤資料](<https://vinylchamber.com/products/finsta-bundy-boogie-spirit-bizm>)

Finstaは、自分たちはヒット曲を狙うことに気を取られず、その時に考えていたことを音楽にしたと話す。この発言は「Bizm」の個別制作談ではないが、彼らの姿勢を知る手がかりだ。大きな売上だけを基準にするのではなく、遠くの聴き手が探し続けたシングルとして、この曲の寿命を捉えたい。

参考資料：[Finsta本人インタビュー — The Find\, 2013](<https://thefindmag.com/features/hip-hop-interviews/interview-finsta-of-finsta-bundy/>)

FinstaはThe Findの取材で、North CarolinaのFayettevilleでの公演後に、Bundyと正式な組を作ることになったと回想している。用意していたのは、Bundyがターンテーブルの後ろから出てヴァースを披露する演出だった。実際に行うと自然に感じられたという。これは「Bizm」の録音談ではなく、後のシングルを二人で出す以前の話だ。DJとMCを固定した分業にせず、舞台で試した役割の変化がデュオの出発点になった。

参考資料：[Finsta本人インタビュー — The Find\, 2013](<https://thefindmag.com/features/hip-hop-interviews/interview-finsta-of-finsta-bundy/>)

## 制作背景



## サンプル元



## 出典

- [90’s Tapes / HHV — Bizm 正規音源・制作クレジット](https://www.youtube.com/watch?v=GMa2I50QDIM)
- [90s Tapes — 101: The High](https://90stapes.bandcamp.com/album/101-the-high)
- [Finsta本人インタビュー — The Find, 2013](https://thefindmag.com/features/hip-hop-interviews/interview-finsta-of-finsta-bundy/)
- [VINYL CHAMBER — Boogie Spirit / Bizm 現物盤資料](https://vinylchamber.com/products/finsta-bundy-boogie-spirit-bizm)
- [Between Music Store — FB 001](https://www.betweenmusicstore.jp/product/149)

## 二秒のサンプラーから、スタジオへ

Finstaは自宅のYamahaで使えるサンプル時間が二秒しかなく、盤を45回転にして取り込んでいたと回想する。スタジオではAkaiの機材を使い、自宅で組んだビートを作り直したという。

これは「Bizm」に使われた機材を特定する証言ではない。むしろ、家で思いついた音をスタジオへどう持ち込むか、という初期の制作環境の話だ。完成品の粗さを単なる低予算の印と見る前に、限られた時間へ音を押し込む工夫にも耳を向けたい。

参考資料: [Finsta本人インタビュー — The Find\, 2013](<https://thefindmag.com/features/hip-hop-interviews/interview-finsta-of-finsta-bundy/>)

## レコード店が、発売への入口になった

Big Willieとの出会いは、Finstaが働いていたBrooklynのJackpot Recordsだった。自分の盤を客に薦め、本人だと伝えたことから、後日レーベル側がBushwickへ来て発売の話になったと説明している。

作り手、売り手、買い手が同じ店内で出会う。独立系の流通は完成後に付け足される仕組みではなく、次の録音を生む人間関係でもあった。後年、単発の盤をアンソロジーに束ねた90s Tapesの仕事へつながる、別の時代の届け方である。

参考資料: [Finsta本人インタビュー — The Find\, 2013](<https://thefindmag.com/features/hip-hop-interviews/interview-finsta-of-finsta-bundy/>) / [90s Tapes — 101\: The High](<https://90stapes.bandcamp.com/album/101-the-high>)
