# Product Placement: On Tour

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正規URL: https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/tracks/dj-shadow-cut-chemist-product-placement-on-tour.html

著者: [DJ Naoyaman](https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/editor.html)

記事公開日: 2026-10-18

記事更新日: 2026-10-22T17:11:37+09:00（記事データのGit改訂記録）

解説確認日: 2026-10-18
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DJ Shadow & Cut Chemist / 2004 / California

## 音だけのセットと、各地をつなぐ映像。

DJ Shadowは『Product Placement』を、自分の中では『Brainfreeze』を上回るセットだったと語っている。Exclaim!の取材で強調したのは、続編に注いだ仕事への誇りだった。2001年の原作からつながる『Product Placement: On Tour』は、2004年に発表されたライブの記録。先の成功をもう一度見せるだけで満足せず、二人で組み立てた次のセットを舞台へ持ち出した、その展開をたどる一作だ。

参考資料：[Exclaim\! — DJ Shadow本人が語るProduct Placementへの自負](<https://exclaim.ca/music/article/dj_shadow-verge_of_third_phase>) / [MusicBrainz — On Tour、2004年米国CD・PRSCD\-001](<https://musicbrainz.org/release/7dd924e7-d4c2-4acb-8cd1-b206e9ce46dc/cover-art>) / [Tower Records — On Tour、2004年の限定CD](<https://tower.jp/item/1098525>)

Cut Chemistは後年、Shadowとの共同作業では、ターンテーブルの技術とレコードを掘る力を一緒に示したかったと説明した。DJ Timesの取材で重きを置いたのは、新しく発見した古い音楽を人と分かち合うことだった。技を見せる瞬間にも、その手の下には誰かが録音した音がある。『On Tour』を聴く入口もそこにあると思う。何を発見したかと、それをどう届けるか。その両方を担って初めて、二人のパフォーマンスになる。

参考資料：[DJ Times — Cut Chemist本人が語る発掘と演奏の両立（2015年）](<https://www.djtimes.com/2015/01/back-to-the-old-school-dj-shadow-cut-chemists-renegades-of-rhythm-tour-honors-afrika-bambaataas-legacy/>)

素材の行き先には、レコード店のジャンル棚だけでは見つけにくいものもある。原作の当時評が取り上げた「Cookin’ with Gas」は、天然ガスを宣伝するためのラップで、『On Tour』のDVD評にもその演目が登場する。商品を売るための声が、別の文脈ではDJセットの呼び物になる。広告の音まで面白がって拾い上げる耳と、その可笑しさを人前へ差し出す感覚。作品名の『Product Placement』には、そんな遊びを読むこともできる。

参考資料：[RapReviews — On TourのDVD\/CD評（2005年7月12日）](<https://www.rapreviews.com/archive/2005_07D_productplacement.html>) / [Pitchfork — 2001年Product Placementの素材を扱う当時評](<https://pitchfork.com/reviews/albums/2372-product-placement/>)

『Product Placement』の発想を支えた盤には、友人から借りた一枚もあった。Dante Carfagnaは2022年のインタビューで、The Basicの「Milk」をThe Music Exchangeで見つけ、ミックスに使えるようShadowとCut Chemistへ貸したと明かしている。本人が企画の中心に位置づけるこの45sからは、完成したセットの背後に、発見を持ち寄る仲間の存在が見えてくる。

参考資料：[DJ Shadow Reconstructed — Dante Carfagna本人の発掘とツアー回想（2022年10月9日）](<https://www.djshadowreconstructed.com/post/dante-carfagna-the-soul-keeper>)

Steve “Flash” Juonの2005年のレビューは、『On Tour』をCDとDVDの組み合わせとして紹介し、DVD本編が東京、ロサンゼルス、ロンドンなどの公演をつないだ編集であると記す。ここで選んだ音声版から映像へ進む際も、一晩の会場をそのまま収めた記録とは決めつけない。盤の形態を分けることで、ツアーが作品になる編集の層が見えてくる。

参考資料：[RapReviews — On TourのDVD\/CD評（2005年7月12日）](<https://www.rapreviews.com/archive/2005_07D_productplacement.html>)

## 制作背景



## サンプル元



## 出典

- [Exclaim! — DJ Shadow本人が語るProduct Placementへの自負](https://exclaim.ca/music/article/dj_shadow-verge_of_third_phase)
- [DJ Times — Cut Chemist本人が語る発掘と演奏の両立（2015年）](https://www.djtimes.com/2015/01/back-to-the-old-school-dj-shadow-cut-chemists-renegades-of-rhythm-tour-honors-afrika-bambaataas-legacy/)
- [RapReviews — On TourのDVD/CD評（2005年7月12日）](https://www.rapreviews.com/archive/2005_07D_productplacement.html)
- [Pitchfork — 2001年Product Placementの素材を扱う当時評](https://pitchfork.com/reviews/albums/2372-product-placement/)
- [MusicBrainz — On Tour、2004年米国CD・PRSCD-001](https://musicbrainz.org/release/7dd924e7-d4c2-4acb-8cd1-b206e9ce46dc/cover-art)
- [Tower Records — On Tour、2004年の限定CD](https://tower.jp/item/1098525)
- [Cut Chemist公式ストア — On TourライブDVD/CD](https://cutchemist.bandcamp.com/merch/sealed-product-placement-live-dvd-cd-pal-format-but-plays-in-computers)
- [YouTube — MixtapeTrapによる参考投稿](https://www.youtube.com/watch?v=Xhg-kVolg-Y)
- [DJ Shadow Reconstructed — Dante Carfagna本人の発掘とツアー回想（2022年10月9日）](https://www.djshadowreconstructed.com/post/dante-carfagna-the-soul-keeper)

## 作品区分

DJミックス作品

## DJ Naoyamanの選曲メモ

BrainfreezeとProduct Placementは、DJである私に大きなインパクトを与え、サンプリングとDJingへの興味をいっそう深くしてくれた。DJとしての私を特別たらしめたのは、間違いなくこのコンビと、作品を通して彼らへ積極的に愛を送っていたDJ KIYOである。

## DVDがつなぐ、複数の街

RapReviewsによれば、『On Tour』のDVD本編は東京、ロサンゼルス、ロンドンなどの公演をつないでいる。一晩のステージをそのまま固定した映像ではなく、各地で演奏されたセットを編集した作品だ。同じルーティンを異なる場所へ運ぶというツアーの広がりが、その構成にも残っている。これはDVD版の特徴であり、掲載しているYouTube音源の収録地を特定する情報ではない。

参考資料: [RapReviews — On TourのDVD\/CD評（2005年7月12日）](<https://www.rapreviews.com/archive/2005_07D_productplacement.html>)

## 二人の外へ広がる、45sの輪

同DVDには「Cookies & Milk: Around the World in 14 DJs」も収録され、Shortkut、Egon、DJ Spinnaらの45sセットを紹介している。二人の演奏だけを追う本編とは別に、同じフォーマットを使う別のDJへ視線を開く構成だ。共通するのは盤のサイズでも、選ぶ音や組み方まで同じになるわけではない。45sの面白さが、個々のDJの違いとして立ち上がる。

参考資料: [RapReviews — On TourのDVD\/CD評（2005年7月12日）](<https://www.rapreviews.com/archive/2005_07D_productplacement.html>)
