# Get It Together

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正規URL: https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/tracks/beastie-boys-get-it-together.html

著者: [DJ Naoyaman](https://djnaoyaman.github.io/cratediggin/editor.html)

記事更新日: 2026-10-22T16:32:15+09:00（記事データのGit改訂記録）
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Beastie Boys feat. Q-Tip / 1994 / New York

## Q-Tipの即興の間へ、三人が入っていく

「Get It Together」は、Beastie Boysの三人にQ-Tipが加わった、1994年の『Ill Communication』収録曲だ。ゲストの一節を完成済みの曲へ足しただけではない。Ad-Rockの回想によれば、Q-Tipの即興ラップを編集し、その間へ三人が入り込むことで、四人の共演が組み立てられた。

参考資料：[Beastie Boys公式ディスコグラフィー](<https://beastieboys.com/discography/>) / [Get It Together 公式配信クレジット](<https://www.youtube.com/watch?v=0bkMtWL-5vM>) / [Questlove Supreme — Ad\-Rock本人の回想（2024年12月18日、1\:36\:55〜）](<https://www.iheart.com/podcast/1119-the-questlove-show-53194211/episode/questlove-supreme-adam-adrock-horovitz-249443883/>)

この曲はアルバム発売前から、ヒップホップ側の入口も担っていた。1994年5月のCMJは先行EP『Pretzel Nuggets』を取り上げ、その中心曲としてQ-Tip参加の「Get It Together」を紹介している。「Sabotage」だけを代表曲にしてしまうと見えにくい、ラップの現場へ向けたもう一つの顔である。

参考資料：[CMJ New Music Report\, May 23\, 1994](<https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/CMJ/1994/CMJ-New-Music-Report-1994-05-23.pdf>)

アルバムでは「Sabotage」と「Sabrosa」の間に置かれる。ここでの共演は、Beastie Boysの世界を一色に整えるためではなく、別の声を受け入れてその輪郭を広げるもの、と捉えられる。即興を残すことと、曲として構成すること。その二つが対立せず成立するところに、この組み合わせの面白さがある。

参考資料：[Beastie Boys公式ディスコグラフィー](<https://beastieboys.com/discography/>) / [Questlove Supreme — Ad\-Rock本人の回想（2024年12月18日、1\:36\:55〜）](<https://www.iheart.com/podcast/1119-the-questlove-show-53194211/episode/questlove-supreme-adam-adrock-horovitz-249443883/>)

Ad-Rockは、Q-Tipがスタジオを訪ねた時点でMike DとMarioがトラックを作っていた、とも話している。Q-Tipはマイクを求めて即興を始め、使われなかった言葉もあったという。四人が輪になって順番に完成形を録ったのではない。先に録られた声から選び、三人がその間へ入るという説明が、この共演の組み立て方を具体的にする。

参考資料：[Questlove Supreme — Ad\-Rock本人の回想（2024年12月18日、1\:36\:55〜）](<https://www.iheart.com/podcast/1119-the-questlove-show-53194211/episode/questlove-supreme-adam-adrock-horovitz-249443883/>)

## 制作背景

### 作品の年と位置

公式ディスコグラフィーではIll Communicationは1994年5月31日発売。Get It Togetherは7曲目。

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参考資料: [Beastie Boys公式ディスコグラフィー](https://beastieboys.com/discography/)
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### 制作

Beastie BoysとMario Caldato Jr.。Q-Tip参加の通常アルバム版を対象。

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参考資料: [Get It Together 公式配信クレジット](https://www.youtube.com/watch?v=0bkMtWL-5vM)
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## サンプル元



## 出典

- [Beastie Boys公式ディスコグラフィー](https://beastieboys.com/discography/)
- [Get It Together 公式配信クレジット](https://www.youtube.com/watch?v=0bkMtWL-5vM)
- [CMJ New Music Report, May 23, 1994](https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/CMJ/1994/CMJ-New-Music-Report-1994-05-23.pdf)
- [Questlove Supreme — Ad-Rock本人の回想（2024年12月18日、1:36:55〜）](https://www.iheart.com/podcast/1119-the-questlove-show-53194211/episode/questlove-supreme-adam-adrock-horovitz-249443883/)
- [Billboard — Beastie Boys新作取材（1994年4月23日）](https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/Billboard/90s/1994/BB-1994-04-23-N.pdf)

## 即興を切り分けて、四人の会話をつくる

Ad-Rockは『Questlove Supreme』で、本曲のトラックをMike DとMario Caldato Jr.が作り、スタジオに遊びに来たQ-Tipがそこへ即興のラップを録音した、と説明する。完成形の掛け合いを最初から四人で順番に録った、という話ではない。後からQ-Tipの録音を選び、Beastie Boysの声を織り込んだのだという。

この証言からは、編集が即興の反対物ではなく、即興を他者と共有する方法だったと考えられる。Q-Tipを独立した「客演枠」に収めるのではなく、その言葉を曲の構造にする。参加者の名簿以上に、共演をどう成立させたかが重要になる一曲だ。

参考資料: [Questlove Supreme — Ad\-Rock本人の回想（2024年12月18日、1\:36\:55〜）](<https://www.iheart.com/podcast/1119-the-questlove-show-53194211/episode/questlove-supreme-adam-adrock-horovitz-249443883/>)

## 「Sabotage」とは別の道から届いた先行曲

発売前のBillboard取材では、Capitolが1994年4月初めに「Get It Together」のホワイト盤12インチをクラブへ送り、現場から広げようとしていたことが報じられた。一方、「Sabotage」はカレッジ／モダン・ロック系ラジオへ向けられた。同じアルバムの入口が、最初から一つではなかった。

5月23日付CMJでは、本曲を含む先行EP『Pretzel Nuggets』がラップ・チャートで31位から20位へ上昇したと記録されている。これは「Get It Together」単曲の順位ではなく、EPに対する放送局の報告だ。Q-Tipとの共演が発売前の紹介で強調されたことは、この曲が作品のヒップホップとしての顔を担っていた証拠になる。

参考資料: [Billboard — Beastie Boys新作取材（1994年4月23日）](<https://www.worldradiohistory.com/Archive-All-Music/Billboard/90s/1994/BB-1994-04-23-N.pdf>)
